2014年12月27日

おさがりスイーツ~村岡屋「小城羊羹」~

カテゴリ:おさがりスイーツ

お供えの物のお下がりの中から、興味深いスイーツなどを不定期でご紹介。

 第12回目は、佐賀県 村岡屋さんの「小城羊羹」(おぎようかん)です。
小城羊羹

 先日の月例祭のお下がりで、祭典後に残られた方々と頂きました。
一本を切り分けて、みんなで頂きました。

 実は、この「小城羊羹」、こころの宮を運営する金光教乙島教会の初代が
教師になる前に営んでいました。(業者は別です)

 若くして父親を亡くし、小学校を中退。その後、遺された借金を背負って大阪に上京し、返済の為に働いていたのが、小城羊羹の製造販売でした。

 今は当時のお店は無くなっていて、この度頂いたものは、老舗の村岡屋さんのものですが、初代の当時のことに思いを寄せながら頂きました。

小城羊羹切り身

 羊羹の外側には糖分の塊があって、ざくざくしていて、中身は柔らかい羊羹です。ちょっと緑色がかっているのは、抹茶味だからのようです。

 小城羊羹(村岡屋)さんについては、こちらのHPをご覧ください。
どれもおいしそうで、つい、よだれが出てしまいます・・・
http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/

食前の祈り
「しょくもつは、みな人の命の為に、天地の神の作り与えたまうものぞ。
何を飲むにも食べるにもありがたく頂く心を忘れなよ」


 抹茶に合いますし、みなさんとの歓談を楽しませていただきました。

 初代は他界していますので、今や口にすることはできませんが、
こうして、子孫である私たちが、初代の若かりし頃の様子、ご苦労を
想像しながら、今こうして命を頂いて味わうことのできるありがたさを噛み締めることができました。

食後の祈り
「体(たい)の丈夫を願え。体を作れ。何事も体が元なり。」

ありがとうございます。美味しかったです。ご馳走さまでした。

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。