2014年09月25日

おさがりスイーツ ~倉敷 天龍庵 「柿の子」~

カテゴリ:おさがりスイーツ

お供えの物のお下がりの中から、興味深いスイーツなどを不定期でご紹介。

 第11回目は、倉敷 天龍庵さんの「柿の子」です。

 先日の秋季霊祭のお下がりで、祭典後に残られた方々と頂きました。
何種類かの詰め合わせでしたので、ちょっとずつ切り分けながら、みんなで少しずつ味わいました♪

 天竜庵
 見た目も、今の季節の旬のものばかりで、見ているだけでも楽しめます。

 柿の子

 今回は、このうち「柿の子」をご紹介。手のひらより少し小さいサイズで、和紙の包みに入っています。

 開けてみますと・・・

 柿の子2
 柿?と一瞬思わされるような、ゼリーのような水羊羹のような印象です。

 柿の子3

 楊枝がすうっとはいって、楽に切り分けができました。どんなお味でしょうか?

食前の祈り
「しょくもつは、みな人の命の為に、天地の神の作り与えたまうものぞ。
何を飲むにも食べるにもありがたく頂く心を忘れなよ」

 一口、頂いて・・・感激が・・・柿の実の味がしつつ、でも生の柿の味ではなく、和菓子の味でもあり、柿の香りもします。

 おそらくは、柿の実のペーストが混ぜ込まれていて、和菓子との絶妙なコラボレーションです。

 しかも、さらに驚きましたのは、中に濃い色のした柿の実を押しつぶしたような、干し柿のようなものが種に見立ててあるのか、一枚入っていました。
(画像でうまくとれておらず、すみません)

 これが柿の味がしっかりして、甘みがありました。

 うーーん、一口でも十分に秋の味覚、和菓子を堪能させていただきました。
ご馳走さまでした。

食後の祈り
「体(たい)の丈夫を願え。体を作れ。何事も体が元なり。」

 和菓子の概念が変わりました。自然の味に、人の手が加わり・・・感激です。
また世界がひとつ広がりました。ありがとうございます。

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
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