2014年08月27日

月例祭(天地金乃神様、霊神様)

カテゴリ:行事報告

おかげさまで、24日に天地金乃神様の月例祭、霊神様の月例祭をお仕えできました。

 祭典では、暑い夏をここまでとおらせていただき、台風の被害を最小限にしてくださり、諸行事も万事にお繰り合わせいただいたことの御礼を、神さま、御霊さまに申し上げることができました。

 さらに、広島安佐北区・安佐南区をはじめとする各地の災害のこと、救難活動、復旧活動、支援活動がケガなどなく成就しますように、そして亡くなられた御霊様のご安心とお道立てを祈願させていただきました。

 その後、在籍教師の佐々木師より、金光教学院生から受けた相談に関わって、
「先ず神さまに心を向けて祈念・祈りを捧げていくと、勢祈念(=大勢の人と一緒に祈念・祈りを捧げること)が揃っていく。周りの人と何かを一緒に進める際も同様で、神さまに心を向けることから始めると、自ずと整ってくる」という教話がありました。

ブログ用月例祭

 続いて、教会長より、

「昨日、副教会長が参拝した岡東教会から頂いた冊子に、金光教祖様の直信(=じきしん、教祖様に直接見えて教えを頂いた人々、信者)の国枝三五郎さんについての逸話を新たに知ることができた。

教祖様の広前への参拝を続けて、開眼のおかげを頂いたことで知られるが、実は三五郎さんのお父様も盲目になり、信心したものの生涯治らずにお亡くなりになった経緯があり、周りの人からは冷めた目で見られていた。

迷った末に、それでも夫婦で揃って信心を続ける覚悟を決めて参拝した。そうすると教祖様から次のような教えを頂いた。

『信心しなさいよ。信心は掃除のようなもので、あなたのお父さんは、あなたの家のご無礼お粗末、つまり、めぐりを七分、払って行かれました。残りの三分は、あなたが掃除をして払わねばなりません。綺麗になったら、あなたの眼も晴眼になります』

そして、乙島からの一里半ばの距離を歩いて毎日早朝の参拝を数年続けて、ついに開眼のおかげを頂いた。

当教会の初代、父も一心を立てて、綺麗にお掃除をするほどの信心をさせていただいたおかげで、こうして私や孫の代が元気に過ごすことができている。

私たちもお手本にさせていただき、親様やご先祖様からのご無礼などのお掃除をさせていただき、後に続く代に綺麗にして渡せる信心をさせていただきましょう」
という内容のお話がありました。

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
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