2015年06月03日

東北復幸支援(5月6、7日)報告

カテゴリ:東北復幸支援行事報告

おかげさまで、去る5月6日~7日まで、東北被災地に訪問させていただきました。

ことしも、8月に仮設住宅で「歌声ひろば」を行う願いを立てており、
それに向けての状況把握や打ち合わせを目的にまいりました。

以下、感じたことやうかがったことなど、画像付きでご報告させていただきます。


5月5日、金光教麻布教会の天地金乃神大祭に参拝し、私(副教会長)は、
祭員(祭主を補佐し、祭典・儀式を奉仕する為の祭具などを運ぶ役)のご用を頂き、祭典が麗しく仕えられ、直会(なおらい)を頂いた後、夜行バスに乗りました。

この日は連休ということもあり、臨時便しか空きがなかったのですが、何とかチケットを取ることができていたのです。

しかも、金光のJTBさんでチケットを手配していただいた時、手にとって驚きましたのは、席が3号車13番だったことです。

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3・13は私にとってのラッキーナンバーであります。

なぜなら、私の祖父(初代)が亡くなった日が3月13日であり、その日以来、
毎日のように、3.13に助けられているからです。

この度も、「あー、やっぱりおじいちゃんにご心配をおかけしているな」と申し訳なく思いつつ、ありがたく心強く向かうことができました。

臨時便ということで、お席が私の体には非常にせまく、トイレがついていないので、心配もありましたが、なんなくグッスリ休み、気が付くと気仙沼市内の光景が広がっていました。

朝6時に到着し、そのまま歩いて金光教気仙沼教会に参拝させていただきました。

その後、奥様先生がご用意してくださった朝食をいただき、疲れも取れ、
久しぶりに気仙沼の港を散策しました。

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渡辺謙さんやそのお仲間が作られた、K-portの側を通り、
http://www.k-port.org/)、港から向かいの大島を眺めました。

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写真の中心部あたり、少し山が削られて土が見えますね。
向かいの大島でもかさ上げ工事などが行われているのでしょうか。

港の雰囲気を味わい、少しずつ復興に向けて歩んでいる様子を拝見して、
教会に戻り、若先生の奥原幹雄先生と一緒に、気仙沼市内にある五右衛門ヶ原という
ところの仮設住宅に訪問しました。

自治会長様にお会いすることができ、最近の状況などお伺いすることができました。

こちらには、毎年8月に訪問していて、先方も私たちのことを覚えていてくださり、
続いて、ことし8月に訪問させていただきたいこと、打ち合わせなどをさせて
いただきました。

土地の整備などが進み、いよいよことしの秋には高台の公営住宅への移転や、家を建てる方が増える見込みだそうですが、こちらの仮設住宅は、この先近隣の仮設住宅の集約が進んでいっても、残ることになったそうです。

仮設住宅の耐用年数のことが、心配だそうでして、おっしゃるとおり、仮設でありながら長い年月生活をなさるということは、そうした不安や心配を抱えながらのことであると、感じました。

お茶を頂いたのが嬉しくて、次の場所に向けて頂きながら移動しました。

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途中、陸前高田に立ち寄り、大規模なかさ上げ工事の様子を拝見し、
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1時間ほどかけて、岩手県大船渡市の越喜来というところに到着しました。

こちらにも毎年訪問している仮設住宅があり、その集会室で勤めておられる方に、
最近の状況などをうかがいました。

高台に家を建てて転出された方もおられ、ことしいっぱいで三階建ての公営住宅もできあがる見込みだそうです。

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何軒か、新しく建った家を目にすることができました。
お話をしてくださった方も、移転できたそうで、今までよりは不便なこともあるそうですが、とにかく再出発が始められたことを喜んでおられました。

その後、いつもお世話になっている民宿の嘉宝荘(かほうそう)さんに泊まらせていただきました。

8月には、みんなでこちらに泊まりたいと願っています。

客は私一人で、私一人の為に申しわけない思いでしたが、女将さんがあたたかく迎えてくださり、手作りの料理をたくさん振舞ってくださいました。

とくに、近海でとれたホヤ。何もかけずに、このままを頂きましたが、海の薫りがたっぷりで、潮の味がして、甘みもあり、しかし臭みはなく、頂いた瞬間に疲れが吹っ飛びました。

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窓から遠めに、眼下に海が眺められる席で、少しずつ日が暮れて、暗くなり、
そのうちに何も見えなくなって、一人寂しい思いと、一日の流れを食事を頂きながらゆっくりと感じることができ、なんとも言えない贅沢な時間を過ごせました。

翌朝、7日には朝食を頂いたあと、仮設住宅の様子を拝見し、最後の目的地宮古市へ向かいました。

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途中で休憩を挟みながら、釜石、大槌と進み、車中でご祈念をしながら、
3時間ほどかけて、昨年も訪問した宮古市田老町の仮設住宅に着きました。

サポートセンターの職員の方が迎えてくださり、お話を伺い、8月の打ち合わせもできました。

こちらでも土地の整備が進み、ことし秋にかけて、移転が進み始めるそうです。

一方で、家を買うか、公営住宅に入るか悩んでいる方が多く、年を重ねるにつれて、認知症の方が増えて、課題は尽きないそうです。

また、こちらのサポートセンターでは、ご年配の方が楽しめる遊具を3つ導入されており、皆さまが協力して、生活をより有意義に過ごせるように工夫しておられることを感じました。

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訪問を終えて、記録をまとめつつ、今度は宮古市から一気に気仙沼へ。

これまでのこと(被災地訪問のこと、自分自身のこと)をいろいろと振り返りつつ、
お礼を申し、復幸への祈りを捧げつつ、一方で孤独と眠気に負けないように、
ウトウトした時は、大声で歌を歌いながら、4時間半ほどかけて移動しました。

無事に気仙沼教会に戻り、参拝して、奥様先生がご用意してくださった夕食を頂き、
また夜行バスで池袋に向かいました。

その日は、被災された奥様方が教会に集まって「草もち」を作る行事があったそうで、私も「明日の朝食に」とおすそ分けしてくださいました。

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朝、東京に着き、麻布教会に参拝した時、朝食として頂きました。
塩味が効いていて、甘くてもちもちしていて、美味しかったです。

以上、おかげさまで祖父の霊様にお守りいただきながら、被災地の状況をうかがい、また8月の訪問に向けての打ち合わせを進めることができました。

ここまで、ありがとうございます。
引き続き、被災地の復幸に向けて、日々ご祈念を続けて取り組んでまいります。

なお、ことし8月の支援活動ついて、ご関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、こちらまでお問い合わせください。
 info@nayamisoudan-krashiki.com
   086-451-6167

きょうもお越しいただき、ありがとうございました。  
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