2015年09月26日

秋季霊祭(行事報告)

カテゴリ:行事報告

おかげさまで、去る9月20日、天地金乃神様の月例祭に併せて、
秋季霊祭(あきのみたままつり)をお仕えさせていただきました。

暑い夏を通らせていただき、ことしも秋を迎えさせていただいたことの
御礼や、亡くなられた御霊様方のご生前のお働きに、あらためて御礼申し上げ、
今もなお、御霊様としてお働きくださり、お守りお導きくださっている御礼を
申し上げました。

祭詞は、こちらから聞くことができます。
天地金乃神様月例祭 秋季霊祭奏上祭詞 H27.9.20
秋季霊祭 祭詞 H27.9.20

IMG_5700
(写真は教会に咲く黄色の彼岸花です。
御霊様にお供えさせていただいております)

また、祭典中、副教会長より、祭主あいさつがあり、

「去る9月15、16日と、初代の故郷である、佐賀にあるお墓に参ることができた。

長年の間、祖父は、莫大な借金を残して一家離散になり、若くして亡くなった父親のことを恨んでいたが、金光教にご縁を頂き、御取次を頂く中、父親の思いに触れ、

父は子どもたちの為に、事業を拡大して失敗して、さぞかし辛い思いをして亡くなったであろうことを感じ、九州に帰って一晩中、そのお墓でお詫びをしたと伝えられている。

私にとっては、生まれて初めての参拝であり、複雑な思いがした。一つは、こうして命を頂いておかげを頂いている御礼の気持ちと、もう一方では、なんとも言えない、申し訳のない思いがした。

その申し訳ない、という思いの中に、私自身の心の中に、祖父の父親と、祖父たちが背負った苦難である、一家離散の目に遭う、という負の面、危うさも受け継いでいるが、

自分自身は、そのことの自覚が少なく、親や周りの人に甘えてばかりであることへの申し訳なさ、曽祖父への御礼とお詫びができていない自分であることの、申し訳ない思いがある、と感じた。

先日、あることがきっかけで、家族同士の中では、私からは『ありがとう』と『ごめんなさい』以外は口にせず、不足や文句は口に出さないことを心に誓い、稽古させていただいている。

このことを、初代やその父親である曽祖父も暖かく見守ってくださっているのではないかと感じる。引き続き稽古させていただきたい」

とのお話がありました。

その後、祭典を終えて記念撮影を行い、玉島の名物の「おはぎ」をはじめ、
神さまへのお供えのお下がりを頂きました。

IMG_5644
(写真は、玉島の銘菓の一つ、『やまと』さんの、おはぎです)

きょうもお越しいただき、ありがとうございました。  
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。