2014年09月23日

秋季霊祭(音声ブログあり)

カテゴリ:行事報告音声ブログ

おかげさまで、一昨日(21日)秋季霊祭をお仕えさせていただきました。

 祭典で神さまと霊神(みたまのかみ)さまに奏上した祭詞は、
こちらで聞くことができます。http://www.voiceblog.jp/shiawasehiroba/

 また、祭主あいさつでは、副教会長より、

「きょうは、長年ご信心をされ、3年前にお亡くなりになった方のお孫さんがおばあちゃんと一緒に参拝されている。祭典中、当時その方が熱心に参拝されていたことが思い出されたのと、こうしてお孫さんが元気に玉串をお供えして、参拝している姿をどういう思いでご覧になっているか、想像するとこみ上げてくるものがある。

 あらためて、この半年間、暑い日や台風・豪雨の日も通らせて頂いて今、みなさまが元気で参拝されていることは、何よりもありがたいことと感じる。直ぐ近くでは土砂災害で多くの方々が犠牲となられた。

 この間、姿や形は見えないが、私たちに縁ある人々、親さまや祖父・祖母、ご先祖さまが霊神さまとして働き続けてくださっている。

 私自身も、毎日の生活で初代の霊神さまを感じている。何事も初代・祖父の霊神さまにお伺いしながら物事を進めている。そのうちに、初代がしたくてもできないことを、今私がさせていただいているのだ、と思えてきた。

 そして、日々のご用のなかで、参拝される方々の家の霊神さまにお礼を申し、これまでお世話になった方々のご先祖さまにお礼を申したり、お詫びを申したり、また、ご縁が無くとも災害等で亡くなられた方々の御霊(みたま)さまの安心と立ち行きを祈願していると、なぜか不思議と目の前の物事がスムーズに進むことが多く感じる。

 さらには、いろいろとご都合をお繰り合わせいただける。
霊神さまが働いてくださっているのだと実感する。

 ぜひ、みなさまもご一緒に、日々の参拝をとおして、神さまと併せて霊神さまにも心を向け、日に日にお礼を申し、お詫びを申し、何事もお伺い申し上げ、また亡くなられた御霊さまの安心・立ち行きを祈願させていただく生活を進めてまいりたい」

とのお話がありました。

彼岸花お供え
 写真は、教会の庭に咲く彼岸花を御霊前にお供えさせていただいた様子です。

 いろいろと感慨深いものがあり、祭主あいさつの時には不覚にも涙を流してしまいました。お恥ずかしい限りですが、それだけ私にとっても嬉しく、ありがたく、もったいない思いの祭典をお仕えさせていただくことができました。

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。