交通アクセス

岡山方面から:国道2号線と交わって南北に走る産業通りから南に下り、ファミリーマートがある
       坂田町交差点を右に曲がり、「養父」の信号を過ぎてすぐ右手にあります。

笠岡方面から:水玉ブリッジラインで玉島港を渡って直ぐの側道を下りて最初の交差点を右折、
       道を下りT字路を左折して通り沿いに200mほどで左手にあります。 

名所 こころの宮
(金光教乙島教会)
所在地 〒713-8103 岡山県倉敷市玉島乙島1299-2
電話番号 「悩み相談・願い事祈願」についてはコチラ→ 086-451-6167
アクセスの際のナビ検索時はコチラ→ 086-525-4474
所要時間 ・新倉敷駅より車で約12分
・山陽自動車道玉島インターチェンジより車で約14分
 
成りたち

昭和17年10月13日創設
昭和19年4月18日開設(岡山県知事の認可)

 初代教会長の岩本寅雄(とらお)は、小学生の頃、父親が莫大な借金を抱えて一家離散となり、小学校を中退、借金を抱えて一人大阪へ出て羊羹業を営む。妹の誘いで金光教天王寺教会(大阪府)に参拝。父親を恨んでいた為、そのことを取次(とりつぎ)の際に申し上げたところ、「親はな、みな子供がかわいいもんじゃ。子供に借金を残そうとか思うて残したんじゃないんだ。男の子は大学にもやり、女の子はええ所へかたづけようと思って、事業を広めていったんだ。それが失敗したんだから、お父さんは残念だったろうと、わしは思うがな。」との御取次(おとりつぎ)を頂いて改心、信心を始める。

 その後、天王寺教会長の見浦徳三郎(みうらとくさぶろう)先生の下で修行を始め、金光教教義講究所(こんこうきょうきょうぎこうきゅうしょ、現在の金光教学院)での修行を経て金光教教師を拝命。しかし、立派な取次者(とりつぎしゃ)になろうと無理な修行を重ねた為、胃下垂となり、途中で教師を続けることを断念。最後にご挨拶をと、師匠の思し召しのままに金光様(当時は金光摂胤(せつたね)様、三代金光様)に教師辞任を申し出たところ、「人間は間違いを起こすことがあります。間違いを起こしたら、反省をなさって、お詫びをなさったら、神さまは許されます」、「病気は一心を立ててお願いなさったら、おかげになります」とみ諭しを頂き、一心を立てての信心を決意。乙島に宿を借りて毎日金光教本部まで片道7キロの距離を歩いて参拝。

 50日目の道中に、それまで自分の胃や腸に無理を重ねてしまったことを心底からお詫びをし、参拝すると、金光様より「明日からは家で拝んだらよろしい」とお示しを頂き、そのとおりにしたところ、次の日に家主さんが参拝され、お神酒をお供えし、以来次々と地域の方々が参拝されるようになり、布教所設立、教会設立に至った。初代教会長は101歳の長寿を頂き、子供5人、孫14人を授かり、平成15年3月13日に他界。現在は、その三男である徳雄師が教会長を勤める。

活動について

●東日本大震災復幸支援活動

 私たちは、東日本大震災をはじめとする災害に遭われた方々の復幸を朝夕にご祈念させていただきつつ、微力ではありますが、できる限りの支援を続けています。具体的には、義捐金の募金活動、支援物資のお届け(お米など)、そして被災地に足を運んで仮設住宅を訪問し、音楽コンサートや「お茶っこ」(お茶を囲んでの懇親)を通じて、被災された方々の心に寄り添う努力をしています。引き続き活動を継続予定で、現在も支援活動に参加してくださる方や、協力してくださる方を募集しております。どうぞお気軽にお問い合わせください。

●ワンハート・ブラス(ブラスバンド)

 「こころを一つに(ワンハート)」をモットーに、青少年の育成と、地域や社会への貢献を願いとして、ブラスバンドの活動を行っています。学校で吹奏楽を習っていた人もいますが、殆どが未経験者で、このブラスバンドに参加して、練習を重ねています。チャリティーコンサートへの出演や、介護施設での音楽イベント、被災地の復幸支援活動などの機会を頂いております。楽器を触ったことの無い方も大歓迎ですので、音楽やバンドに興味のある方、見学会を受け付けております。

●吉備舞(きびまい)

 春と秋の大祭では、吉備舞(きびまい)を奉納しています。

●ヤング・ハート・パーティー

 年齢を問わず、「若いこころ」をもった方なら誰でも参加可能で、毎月最終週の土曜日に、それぞれが飲み物や食べ物を持ち寄って、懇親パーティーを開いています。(参加費無料)

●異業種交流会

 宗派を問わず、業種を問わず、倉敷や岡山の地元の若者が集い、交流しています。1、2ヶ月に一回集まり、食事を頂きながら懇親を深め、それぞれの事業を紹介し合ったり、未来に向けてのアイデアを出し合ったりしています。(参加費無料)

参拝、取次受付時間のご案内

「こころの宮」では、下記の時間に参拝、取次を受け付けております。

一日の流れ

3:00

4:00

金光教本部へ出発、早朝参拝
毎朝3時40分過ぎに金光教の教主金光様がお出ましになります。私たちは、御5代154年以上にわたって継承されている生神様、金光様がお出ましになるお姿を拝し、日々の御礼と人々の助かり立ち行きを祈願しています。
6:00 朝の勢祈念(せいきねん)、祈りの時間

6:40

13:30

(午前の部)参拝、取次受付時間
13:30 昼の勢祈念(せいきねん)、祈りの時間

14:10

15:30

(昼の部)参拝、取次受付時間

15:40

16:00

夕方の勢祈念(せいきねん)、祈りの時間

16:00

17:00

金光教本部へ出発、夕方参拝
教主金光様がお退けになります。一日の御礼に参拝しています。

17:00

20:00

(夕方の部)参拝、取次受付時間
20:00 夜の勢祈念(せいきねん)、祈りの時間

20:40

22:00

(夜の部)参拝、取次受付時間
参拝、取次受付時間のご案内

年間を通じて、様々な行事を行っております。興味を持たれた方は、是非お問い合わせください。

2014年度の乙島教会の祭典
1月1日 元日祭(がんじつさい)
新たな年を迎えられた御礼と、一年の願いを立て、神さまに勢を揃えて祈願するお祭りです。
3月下旬の日曜日 春季霊祭(はるのみたままつり)
私たちの家族や知人、ご先祖様の御霊(みたま)さまに、寒さ厳しい冬を越えて春を迎えられた御礼を申し上げ、御霊(みたま)さまのご安心と道立てを願い、引き続きお守りお導きいただけるように祈願するお祭りです。
4月最初の土曜日 子ども祈願祭・勧学祭
子どもたちの進学、就職、健康、身上安全、成長を神さま霊さまにお礼を申し、いっそうおかげをいただけるよう、勢を揃えて願い申し上げるお祭りです。
5月中旬の日曜日 天地金乃神大祭(てんちかねのかみたいさい)
天地自然の働きや私たち人間、あらゆる命を活かし育む大いなる存在「天地金乃神(てんちのかねのかみ)様」にここまでの御礼と、当地域にお住まいの方々の身の上のこと、繁栄と立ち行きを祈願申し上げる祭典です。
8月11日
前後の4日間
東北復幸支援活動
東日本大震災からの復幸を願い、仮設住宅に訪問してワンハートブラスによる音楽演奏を行い、岡山のピオーネなどのお土産をお届けして、被災された方々との交流を行っています。
9月下旬の日曜日 秋季霊祭(あきのみたままつり)
私たちの家族や知人、ご先祖様の御霊(みたま)さまに、暑い夏を越えて秋を迎えられた御礼を申し上げ、御霊(みたま)さまのご安心と道立てを願い、引き続きお守りお導きいただけるように祈願するお祭りです。
10月中旬の日曜日 生神金光大神大祭(いきがみこんこうだいじんたいさい)
農民として生まれ、七つの墓を築く不幸に遭い、自らも九死一生の病に伏すなかにも、ひたすらに神さまに心を向けておすがりし、すべての命は天地の間に生かされて生きてることを悟らされ、生涯を人助けに捧げられた教祖生神金光大神(いきがみこんこうだいじん)様の「御取次(おとりつぎ)」を頂きなおし、今の私たちの生活に現していくことを祈願する祭典です。
12月30日 年末感謝祭(ねんまつかんしゃさい)
一年間いのちを頂き、生活ができ、お仕事やご用、学業、家業などを進めることができたことを振り返り、神さまや霊さまに一年中の御礼を込めてお祭りをお仕えします。
毎月の祭典・行事
13日 月例祭(生神金光大神(いきがみこんこうだいじん)様)
20日前後の日曜日 月例祭(天地金乃神(てんちのかねのかみ)様、霊神様)
30日 月末感謝祭
FAQ

私たちや神さまのことに関する、よくあるご質問にお答えいたします。

入会費や年会費はいるのですか?

 一切不要です。また、金銭を徴収したり、物品を売りつけたりすることもありません。神さまへのお供えも各自の自由意志によります。

神さまへのお供えはどうすればいいのですか?

 それぞれの願いが成就した際に、神さまへのお礼としての気持ちの範囲で、お供え物や奉献をなさっています。また、悩みごとや願い事の祈願の際に、お供えをされる方もいらっしゃいますが、神さまへのお礼やお願いの心が一番大事ですので、金銭や物品の有無、多い少ないは全く問いません。

「取次者(とりつぎしゃ)」とは?

 金光教本部の養成機関である金光教学院の修行を終えて卒業し、資格を得てこの役目に専任している神職です。ですから、他に仕事を掛け持ちせず、毎日参拝者の願いや悩みを聴き、神さまにお届け申し上げ、一緒に祈ることに専念しています。

奉斎(ほうさい)している神さまは?

 天地金乃神様(てんちかねのかみさま)です。太陽の神、月の神、大地の神、そして万物を活かす働きを総称しています。

ご神米とは?

 足を運んで参拝をされると、このご神米が下がります。天地の恵みであるお米を洗米して、神前にお供えし、祈願をこめたものです。お守りにしたり、元気回復を願って食べたり、神棚に掲げたりと活用法はさまざまです。

戒律はありますか?

 まったくありません。「こころの宮」の神、天地金乃神様(てんちかねのかみさま)は、戒律を守らなければ助けないという神さまではなく、天地の間に住む私たちが、自由に人間らしく生きるための力を与えてくださり、守り導いてくださる神さまです。