2014年05月11日
きょうは70周年御礼の天地金乃神大祭です
カテゴリ:お知らせ
きょうはこれから、「こころの宮」を運営する金光教乙島教会ができて70周年御礼の天地金乃神大祭が仕えられます。
この祭典では、天地自然の働きや私たち人間、あらゆる命を活かし育む大いなる存在「天地金乃神様」に、ここまでの御礼と、私どもや周りの方々の身の上のこと、繁栄と立ち行きを祈願申し上げます。
初代・寅雄師は、いつも「大祭にはお願いに参るのではありません。お礼に参るのです」と申しておりました。「神さまありがとう すべてにありがとう」の心で、ここに至るまでのご恩を再確認し、心を込めて神さまにお礼を申し、きょうの御祭りをお仕えさせていただきたいと願っております。
「お礼に参る」とはどういうことか、どういう心なのか、私なりに毎回宿題として頂いています。ありがたいことに、きのう金光教本部の月例祭の教話で頂いた、金光教祖様の教えと重なってまいりました。
或る方が、娘さんの眼病で、方々に拝んだがどうしても治らず、金光教祖様の元に参ったところ、金光教祖様が「氏子、石金でも船に積んだら浮かぶであろう。人はおかげの舟に乗るがよい」と仰せられ、ありがたいなあと思って信心したところ、それから次第に全快した、というお話です。
私はこのお話を心の中で頂きなおしているうちに、そうだ、この「こころの宮」乙島教会も七十年の間、おかげの舟に乗せていただいて今日がある、きょうはみんなでその御礼をさせていただくことが、一番大事なこと、と思わせていただきました。
初代の思いには未だ程遠いとは思いますが、昭和19年5月6日の開教式にどういう思いで祭典を仕えられたのか、始まりから今に至るまで、少しでも多く想像を働かせ、今頂いていること、すべてに心を込めて御礼申し上げたいと存じます。
写真は、今朝、教会の裏の庭で撮影したサクランボです。ちょうど熟していますので、きょうの祭典に神さまへのお供えさせていただきます。