2014年06月05日

ゴーヤの花を見て・・・

カテゴリ:恋愛・結婚神さまについて

一昨日、小さなつぼみだったゴーヤの花が、昨日咲きました!

 「えー?もう咲いた?」と口に出して驚くほど、思いのほか早かったです。

 ある信者さんが、「ああ、これは雄花ですね」と教えてくださいました。その一言に私はハッとさせられ、すかさずゴーヤの花について調べてみました。

 ネットの情報には、雄花と雌花の特徴と見分け方が書かれていて、さらに興味深い内容がありました。

 「はじめは雄花が殆どですが、次第に雌花が増えてきます。雄花は咲いて1日で、ポトンと下に落ちてしまいますが、雌花はなかなか落ちません。・・・花は、かなり目立つのか、小さな昆虫たちがやってきて、受粉の手伝いをしてくれます・・・」

 フムフム、なるほど。と雄花と雌花の違いについて画像で確認でき、虫たちが受粉のお手伝いをしてくれて、それで実がなる、ということなのです。

 この時、気付かされたのが、虫の働きがなければ、受粉して実が成ることはなく、花と虫の働き合いがあって初めて、新たな命が生まれる、ということです。

 ごく当たり前の常識なのかもしれませんが、言葉はない世界なのに、生き物どうしが働き合っている姿が、なんとも不思議に思えてワクワクしました。

 こうした営みが幾重にも重なって、天地自然の働きがあり、私たち人間の命もつながって今日がある、と想像が膨らんだのです。

 話は変わりますが、その午後、入籍報告祭をお仕えさせていただきました。
若い新郎新婦と、新婦のお母さまの三人でのことです。

 昨日入籍の手続きをされ、新婦の希望で結婚式はしない、ということだったのですが、教会長の思いとして、娘のように可愛がってきたこともあり、どうしても儀式をお仕えしたい、という願いがあってのことでした。

 ご本人達にとっては、サプライズとなりましたが、教会長が結婚式と同様の儀式を準備し、神さまへの祭詞を奏上して、玉串を捧げました。

 そして、新郎新婦から誓詞(せいし)という、神さまへの誓いの言葉を奏上してもらいました。

 リハーサルも無しでのことですし、少々言葉が難しいので、新郎も用意された誓詞を読み上げるのには少々ご苦労されていましたが、所々、新婦がそれを助けている姿に、仲の良さを感じて微笑ましく、頼もしく、またその二人を後ろから見守っているお母さまの姿を拝していますと、涙ぐましく感激を覚えました。

 新郎新婦の間に、目に見えない、つながり、働き合いを感じたのです。

 ご本人達は、何れは子どもを授かりたいという願いを持っておられ、早くもどんな名前にするか考えていて、こっそり教えてくださいました。

 
 一人では成しえないことですが、新郎と新婦が助け合って生活を進めるなかに、その願いは成就することになるのでしょう。

 雄花と雌花、男性と女性、それぞれに違いがあって、良い時に結ばれて、新たな命を授かり、子々孫々に受け継がれていく、その間には神さまの働きを感じます。

ゴーヤの花
 写真は、ゴーヤの雄花です。次は、雌花が楽しみです♪

_村井家10_
 入籍奉告祭、神さまへの祭詞奏上の様子。

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
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