2014年06月18日
土が気持ちいい
カテゴリ:行事報告
体験することで、物事の見方や印象が変わりますね。あらためて実感しました。
去る14・15日、備前市の八塔寺ふるさと村に青年20人と一緒に訪れ、田植えを体験しました。
村長さんのご好意で、私たちの為に田を一つ残してくださっていて、苗床や手植えする為の道具をすべてご用意してくださいました。ありがたいことです。
20人いっせいに横一列に並び、「せーの」で苗を植えていきます。村長さんのご指導により、2本ずつが丁度いいということで、苗床から2本ずつちぎりとって、すっと土に差し込み、全員植え終わったら一歩下がってまた植える、これを繰り返します。
BGMにドリフターズの曲を流しながら「エンヤーコーラヤっ・・・♪」とリズムよく。5アールの田を約1時間15分かけて植えました。
私は最初のうちは、あぜ道に立って、等間隔に植えるためのロープを引っ張る役をしていましたが、途中から田に入らせてもらって、みんなと楽しみました。
田植えは初めての体験で、田んぼに足を入れるのが気持ち悪い印象を持っていましたが、入ってみると以外や以外、とっても気持ちいいのです。
泥の粒がきめ細かくて、肌にさらっと柔らかい感覚が残ります。そのうちにどんどん楽しくなって、童心に返ってはしゃいでいる自分がいました。
他のみんなも同様だったようです。
振り返ってみて、田植えの体験をとおして感じたこと、気付いたことがあります。体験する前と後とでは、見方や印象が変わっていることが幾つかありました。
【体験前】 【体験後】
・泥や土は気持ち悪い印象。→ ・泥や土が気持ち良い。
・深さはくるぶしくらい。→ ・ひざ下までズッポリ埋まる。
・苗2本は苗床から簡単にちぎれる。→・根っこがびっしりで簡単にちぎれない。
・等間隔に植えるのは簡単。→ ・足跡があると深すぎて植えらずズレる。
・田植えはしんどくて大変。→ ・大変だけど楽しい。
総じて、田植えに対する印象は良くなり、大変な労力ではありますが、土や水に触れて風を感じ、お互いに協力しながら作業を進めると楽しくてあっと言う間でした。何事も体験してみるものですね。土の心地よい感覚がまだ心の中に残っています。
また、村の方のお話によると、この後は殆ど手入れをする必要はなく、水の調節をするくらいで、あとは雨と土で育つのだそうです。
土の力って凄いんですね。あらためて、その偉大さに驚かされます。
写真は田植えの様子と植え終わった田んぼです。
こんどは、収穫してできたお米(もち米なので、お餅になると思いますが)
を頂くのも楽しみです♪
きょうもお越しいただきありがとうございました。
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