2014年08月15日
東北復幸支援3日目 8月11日 午前
カテゴリ:東北復幸支援行事報告
東北復幸支援第3日 午前中のレポートです。
月命日の朝を迎え、ワンハートブラスの一行は嘉宝荘さんの食堂に特設のご神前を設け、朝一番にご祈念をさせていただき、神さま、御霊さまに、ここまでの御礼を申し上げ、演奏奉仕の成就を祈願いたしました。
神さまありがとう、すべてにありがとう、の祈りのこもった、教会長直筆の「ありがとう扇子」を目当てに掲げ、200名を超える方々からのご支援で購入したピオーネと景品のお菓子を、お供えさせていただきました。
その後、越喜来杉下仮設住宅に向かいました。
岡山からのお土産のピオーネの切り分けなども終えて、準備万端。
ところが、開始時間の10時が近づいても参加者がお一人も現れず、
内心ドキドキしておりました。
どうやら、すぐ近くで別のボランティア団体が映画の上映会をしているのだそうです。「映画には負けるかな・・・」と弱気になりながらも、それでも「お一人でもお越しいただければ、演奏はさせていただこう」と決意し、お待ちしました。
ありがたいことに、そのうちにお一人、お一人・・・と次々と集会所に入って来てくださいました。この場所では過去2年、この時期にお邪魔していたため、久しぶりにお目にかかる方もチラホラいらっしゃいました。
そして、いよいよ演奏奉仕開始。「ビリーブ」の演奏に続いてメンバー紹介を行い、「あまちゃん」の演奏に合わせてボーカルで俳優の松本清治さんが登場し、「上を向いて歩こう」、「ふるさと」といった昔懐かしい曲を、手作りの歌詞ノートをご覧いただきながら、時にはボーカルになっていただきながら、一緒に歌いました。
続いて、初代・私の祖父が始めた「100まで生きる体操」と長寿の秘訣(食べ物に文句を言わない、人の悪口を言わない、体操をする)をご紹介し、一緒に長寿を願って体操をしました。
そして、お土産のピオーネをお一人ずつにお配りしました。
皆さまから「美味しい!」「食べやすい」といった好評を頂きました。
少しお腹を満たして、水分も摂っていただいたところで、ことしも「方言クイズ」を行いました。
岡山弁を幾つかご紹介し、その意味を当てた方に景品を差し上げる、という企画です。「てーてーてーてー」、「おえりゃあ へんがあ」(写真)といった言葉を声と文字で確認してもらったのですが、意外と?なかなか解る方は現れず、盛り上がりました。
さらには、岡山弁で書いた文章を岩手弁、越喜来の言葉に直してもらうことも行い、お互いの言葉を知り合って、交流を深めることができました。
お互いに打ち解けつつあるところで、「ジャンケン大会&あっち向けホイ!」を行い、景品をかけてジャンケンとあっち向けホイをして、会場中に笑いが沸き起こりました。
最後に、震災後に新沼謙二さんが作られた曲、「ふるさとは今も変わらず」をみんなで合唱し、お土産をお渡ししながら、お別れすることになりました。
演奏後は、また嘉宝荘で食事を頂きました。なんと、ホタテ貝柱の煮付け&カレーライスです。厚さ4センチはありそうな、ぶ厚いホタテ。初めてみました。
手作りの優しいお味のカレーとの愛称が抜群で、あっという間にみんな頂きました。
ありがとうございます。美味しく頂きました。ご馳走様でした。
そして一同、女将さんに御礼申し上げ、お別れをして、気仙沼へ向かいました。