2014年05月15日
毎日どんなことに感謝していますか?
カテゴリ:人間関係心磨き
「こころの宮」では、取次者が毎日、悩み事を聞かせていただき、神さまへの願い事の祈願を一緒にさせていただいております。
そんな、私ども取次者も、毎日神さまに心を向けて、お願い申し上げながら、心を磨く稽古を続けています。特に意識して取り組んでいるのが、何事にも感謝して、「ありがとうございます」とお礼を申す稽古、心磨きです。
初代・岩本寅雄師(祖父)は、101歳の長寿を頂き、最期まで「ありがとうございます」とお礼を申して死を迎え、今もなお、私たちの心に生き続けていますが、生前一日に1,300回のお礼を申す稽古に取り組んでおりました。
一日に6時間の睡眠を取るとして、起きている間、実に一分間に1回以上のペースです。私は、まだとてもそれに及ばないですが、朝起きてから夜休むまで、できるだけ多く「ありがとうございます」と心を込めてお礼を申す稽古に取り組んでいます。
空気やお水、お土地、海、川、野山、森、風・・・天地自然の働き、生きとし生けるものの育み、命、体中の働き、お世話になっているいろんな人々、家や建物、車や衣服・・・いつも使っている物など、常日頃の生活と切っても切り離せない、お世話になっている全てへの感謝の心。
また、その日その日、或いは時間をかけて願っていた事柄が成就したときの、感謝の心。
ここまでは、何とか毎日意識して取り組むことはできそうですが、現実の生活やお仕事、人間関係の上にはなかなかそう思えないことがたくさんあります。
思い通りに行かないこと、腹の立つこと、納得の行かないこと、とても感謝の気持ちにはなれないようなことにも、お礼を申すことは容易なことではありません。
正直に申しまして、私自身も毎日のように腹を立てたり、悩んだりしている自分がいて、それが情けなく反省し、また神さまに心を向けてお礼を申す稽古を繰り返しています。
自分にとって不都合なことをも、私に必要なこと、神さまから頂いた試練として、ありがたく受け止め、感謝することができたらいいのですが…私はまだまだです。
みなさんは、毎日どんなことに感謝していますか?
写真は、裏庭で採れたさくらんぼです。天地のお恵みに感謝。暑い日も、寒い日も雪の日、風の日も耐えて花が咲き、実が成り、長い月日、天と地、雨と土など、いろんな働きを頂いてようやく熟したお恵みです。・・・そう思うといっそうありがたく、美味しく頂けそうです。
きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。