2014年09月14日

生神金光大神様 月例祭(音声ブログあり)

カテゴリ:心磨き改心行事報告音声ブログ

おかげさまで、昨日は生神金光大神様の月例祭をお仕えできました。

 神さまに奏上した祭詞(素読)は、こちらで聞くことができます。
 http://www.voiceblog.jp/shiawasehiroba/

 
 
 教会長より以下のような教話がありました。

 最近、あることで問い合わせをして正そう、と思うことがあったが、途中で留まることができた。たとえ自分の考えが正しいとしても、先方にお任せをした経緯があり、小さいことにとらわれている自分に気付いて反省した。

 そして、教祖様と信者さんとのあるやり取りを思い出したので紹介したい。
月例祭

 【近藤藤守師の伝え・教祖ご理解】
 
ある時、絹川といううどん屋を伴って、多くの信者のお供え物をことづかって参った。その時、これだけことづかりましたと申して書付と共に出したら、
「私は字を知らないから読み損なうので、それはそちらで読んでくれ。私は書くから」
と金光様が言われたので、大阪東区○○町、と読みだしたところ、
「いやいや、大阪何の年でよい」
と仰せられた。

 そこで絹川が「金光様、大阪は広うございます。四区二郡に分かれておりますから」と申したら、
 金光様が、「ははは、大阪は広いなあ。しかし、けし粒よりは少し小さかろう」
と仰せられた。


 このように、教祖様は常に神さまの視点・視野に立って物事をご覧になっていたことが伺える。

 数年前、金光教教学研究所の先輩で亡くなられた金光和道先生に、
「教祖様は、どういう御方だったのでしょうか?」とお尋ねしたら、
「そうじゃなあ。何事も天地からご覧になっておったんじゃろうなあ。」
と教えて下さった。

 先日、私が問題視したことは、自分の目線で見ると問題であったが、神さまの視点、天地から見直していくと、とても小さなことに思えて、パッと切り替えができた。

 これは、信心させていただく者としてとても大事なこと。共々に、今頂いている課題について、とらわれ過ぎず、いったん天地から見ていくことを進めてまいりたい。 

以上

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。