2014年07月09日
衰え、鍛え
カテゴリ:心磨き病気・健康・美容
心と体には衰えがあり、また鍛えることで、活きるものでもありますね。
【体について】
毎日、金光教本部への参拝をさせていただき、日々のお礼を神さま、金光さまに
朝夕に申し上げておりますが、その為には車を運転し、移動する必要があります。
私は22歳の頃から、車の運転を始め、これまで大きな事故を起こしたことはないのですが(ぶつけられて全損事故に遭ったことはあります)、最近、ちょっとした不注意が生じたり、車をスカートの部分をこすってしまったり、ということがあります。
きのうニュースを見ていて知ったのですが、30歳を過ぎると、殆どの人は視野が狭まり、さらに60歳を過ぎると、もっと見えなくなり、近年高齢者による事故の割合が急増しているそうです。
「ああ、なるほど。私も自覚せねば・・・」と反省させられました。
一方で、毎晩、休ませていただく前に、部屋でご祈念をして、体じゅうにお礼を申しながら、ストレッチをし、軽く筋トレをしています。体を柔らかくして、疲れをほぐすのと、体力維持、被災地等での支援活動の為の体作りが目的です。
おかげさまで、日に日に良くなっていまして、学生の頃のピーク時には程遠いですが、体がずいぶん柔らかくなり(まだ両足を開いて体をべたっと倒すのはできません)、また筋力も持ち直しつつあります。
ブヨブヨと弛みがちだったお腹も、引き締まりつつあり、腹筋の凹凸が見えるようになってきました。ありがたいことです。この年でも、鍛えると筋肉がついていくのですね。
【心について】
毎日、信心の稽古をしているつもりですが、年とともに過去の体験に固執したり、経験を元に憶測で判断することが増えて、かえって先入観を持ったり、偏見を持ってしまって、新たな情報を受け入れられない自分がいたり、聴く耳を持たなかったり、柔軟な発想ができなかったり、ということが増えているように感じます。
一番良くないなあと思っていますのは、身近な家族、父や母に対して、「ありがたいこと」が「あたりまえ」になってしまい、以前にもブログで紹介しましたが、甘えが生じたり、腹を立てやすくなったり、している自分に気付きます。
こういうところは、毎日「はじめまして」の心になり、何事も感謝の気持ちをもっていないと危険ですね。
一方で、毎日心磨きをしているおかげでか、「ありがたい」と感じること、対象、人、場合、場所、物、環境は日に日に増えているように感じます。
涙を流す機会も増えてきました。こうして磨かれていく感性や感じられる力は、いっそう大切にさせていただきたいものです。
また、体と心について、分けて振り返ってみましたが、体が健康のおかげを頂けば、心も健やかになり、心が明るく前向きになれれば、体も元気になれ病気が治る、という相関関係もあるようです。(毎日、参拝者のご様子を拝していますと、そう感じます。)
いずれは訪れる死、その手前にある衰え、心も体も、ほうっておけば衰える一方ですが、心を磨き、体を鍛えていけば、活き活きとして、高まり、盛り、栄える働きも頂いているんですね。
写真は教会の掲示板です。月代わりで、毎回20代の女性の方が絵を書いてくださいます。メッセージは、聖路加国際病院の日野原先生監修のカルタを元に書いています。
きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。