2014年06月19日

失恋にもありがとう!

カテゴリ:心磨き恋愛・結婚改心

みなさんは失恋をしたことがありますか?

 まだ自分の心の中で整理がついていないのですが、去る13日の月例祭の後に、お付き合いしている方との交際を終えることになりました。

 5月4日から始まって40日間、遠距離で毎日のようにメールでやり取りを続け、最初のうちは、お互いにそれが楽しみだったのですが、少しずつ思いに変化が生じ、不安や心配が増え、ついには相手から、このまま遠距離で続ける自信が無い、とお別れの相談を頂くことになったのです。

 頭が真っ白になり、なんとなく恐れていたことが現実となり、時間を戻したい後悔の念と、自分への情けない思いでいっぱいになりました。

 しかし、その現実を受け入れるしかなく、何度かやり取りを経て、お別れをすることになりました。

 原因は、私にあると思っています。覚悟を決めて告白をしたことが成就し、感激して、自分自身が舞い上がっていました。

 最初のうちは良かったのですが、こちらのことを知ってもらいたい、遠距離を乗り越えたい、彼女を自分のものにしたい、というような欲が強くなったのだと思います。

 次々に、画像やメッセージを送り、忙しく毎日お仕事にご尽力されている相手に負担をかけてしまい、「いいね!」と言わせてしまうことを続けてしまいました。

 空回りしてしまい、手前に引き寄せようとするほど、遠ざかっていく、そんな悪循環に陥っていました。「大丈夫!」と誓ったこと、安心が一気に崩れ去りました。

 気付いた時には既に遅しで、相手のことを殆ど聞かず、知らず、お気持ちを受け止めること、心を通じ合わせることがなく、一方通行なままでした。

 私には想像できないような、大変苦しい思いをさせてしまったのです。

 もったいないことに、彼女から頂いた最後のメールには、「気持ちに応えきれていない自分がもどかしい」と書いてくださり、一生懸命に私の思いを受け止めようとしてくださっていたことが、はっきりと分かりました。

 本当に申し訳のない気持ちでいっぱいです。彼女や周りの方に対して、家族・親族や応援してくださっている人たちに対して、そして貴重な機会をお繰り合わせしてくださった神さま、見守ってくださっている御霊様に対して。

 大切な人を失ってしまった喪失感、しかもその原因が自分の心の弱さ、信心の未熟さにあるという後悔や憤りで、ぽっかりと心に穴が空いてしまいました。

 しかし、目の前にはご用が待っており(翌14・15日は田植えのイベント)、立ち止まることはできず、心の整理をつけられないまま時間が過ぎていきました。

 田植えのイベントの際に、みんなで田植えをしてはしゃいで楽しんだり、ジンギスカン&ビールで喉を潤したり、ホタルに遭遇したり、古民家の縁側からのどかな田園風景を眺めていると、気持ちのいい風が入ってきたり、その度に「ああ、なんとありがたく幸せなことか。この感動を彼女と一度でも共有できていたら・・・」と、もう終わっているはずなのに、感動すればするほど、悔しくなり、涙が流れる寸前までこみ上げてきました。

 心の中では何度も何度も泣きました。

 たぶん、一人きりでしたら、自分を責めて自らを消し去ってしまう方向に進んでいたかもしれません。

 ありがたいことに、応援してくださっていた方々に報告しますと、いろいろと励ましたくださり、自分一人では気付けないことをたくさん教えてくださいました。

 そして、神さまに心を向けて、ここまでのことをお礼申し、お詫び申して、彼女が引き続き命を頂かれ、元気にお仕事ができ、幸せになることを必死にご祈念していくうちに、少しずつこの度の失恋、失敗を無駄にしないようにしつつある自分があり、しかも、その中にもありがたいと思えること出てきています。

 一番大きく変化しているのは、自分の気持ちよりも、相手の心が助かり、元気になり、幸せになることを第一にしなければならないこと、それをいつどんな時でも徹底しないといけないことを痛切に思い知らされ、そのおかげか、日頃のお取次のご用での心の中が変化してきています。

 
 今まで以上に真剣に、参拝して相談される方の悩みに耳を傾け、自分自身のこととして想像し、思いを感じ取り、一心に祈りを込めている自分がいます。

 それが力みではなく、自然とできてくるのです。

 東日本大震災の被災された方々のことも、これまで以上に心を寄せて祈りをしている自分がいます。

 こんな私の40日間の失恋でさえ、とてつもない喪失感に見舞われているのに、東北の方々は、最愛のご家族やご友人たちを大勢なくされている、しかも突然に。

 未だに行方が分からず、捜索を続けておられる方も多くいらっしゃる。その方々の心中を想像するだけでも、胸が張り裂けそうで、涙があふれ出てきます。

 今後の支援活動の上にも、心新たに誓いを立てています。

 まだこの度の失恋のことを整理しきれておらず、私が反省すべき点はたくさんあるのだと思いますが、失恋したおかげで、今までに無い熱い思いが湧き出てきて、私が今頂いている役目、ご用に対する姿勢が変わりつつあり、このことは何事にも変えがたい、ありがたいことなのだと感じております。

 失恋にも、「ありがとうございます」とお礼を申さねばなりません。
メダカ
 写真は、さらに翌日の16日に教会にお供えのあったメダカです。
別れがあり、また出会いがあるものですね。

メダカの子ども
 こちらは、孵化したばかりのメダカの赤ちゃんです。
中心よりやや下にいます。見えますか?

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。

2014年06月19日

決してあたりまえでないこと(音声ブログ)

カテゴリ:音声ブログ

昨日のお話が、音声ブログとして更新されています。

http://www.voiceblog.jp/shiawasehiroba/

今回は、教会長による「決してあたりまえでないこと」というお話です。

(※音声ブログは、基本的に毎朝8時頃には更新されます)

        
 

2014年06月18日

土が気持ちいい

カテゴリ:行事報告

体験することで、物事の見方や印象が変わりますね。あらためて実感しました。

 去る14・15日、備前市の八塔寺ふるさと村に青年20人と一緒に訪れ、田植えを体験しました。

 村長さんのご好意で、私たちの為に田を一つ残してくださっていて、苗床や手植えする為の道具をすべてご用意してくださいました。ありがたいことです。

 20人いっせいに横一列に並び、「せーの」で苗を植えていきます。村長さんのご指導により、2本ずつが丁度いいということで、苗床から2本ずつちぎりとって、すっと土に差し込み、全員植え終わったら一歩下がってまた植える、これを繰り返します。

 
 BGMにドリフターズの曲を流しながら「エンヤーコーラヤっ・・・♪」とリズムよく。5アールの田を約1時間15分かけて植えました。

 私は最初のうちは、あぜ道に立って、等間隔に植えるためのロープを引っ張る役をしていましたが、途中から田に入らせてもらって、みんなと楽しみました。

 田植えは初めての体験で、田んぼに足を入れるのが気持ち悪い印象を持っていましたが、入ってみると以外や以外、とっても気持ちいいのです。

 泥の粒がきめ細かくて、肌にさらっと柔らかい感覚が残ります。そのうちにどんどん楽しくなって、童心に返ってはしゃいでいる自分がいました。

 他のみんなも同様だったようです。

 振り返ってみて、田植えの体験をとおして感じたこと、気付いたことがあります。体験する前と後とでは、見方や印象が変わっていることが幾つかありました。

【体験前】            【体験後】
・泥や土は気持ち悪い印象。→     ・泥や土が気持ち良い。
・深さはくるぶしくらい。→      ・ひざ下までズッポリ埋まる。
・苗2本は苗床から簡単にちぎれる。→・根っこがびっしりで簡単にちぎれない。
・等間隔に植えるのは簡単。→     ・足跡があると深すぎて植えらずズレる。
・田植えはしんどくて大変。→     ・大変だけど楽しい。

 総じて、田植えに対する印象は良くなり、大変な労力ではありますが、土や水に触れて風を感じ、お互いに協力しながら作業を進めると楽しくてあっと言う間でした。何事も体験してみるものですね。土の心地よい感覚がまだ心の中に残っています。

 また、村の方のお話によると、この後は殆ど手入れをする必要はなく、水の調節をするくらいで、あとは雨と土で育つのだそうです。

 土の力って凄いんですね。あらためて、その偉大さに驚かされます。
 田植え
たんぼ_
 写真は田植えの様子と植え終わった田んぼです。
こんどは、収穫してできたお米(もち米なので、お餅になると思いますが)
を頂くのも楽しみです♪

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。

2014年06月18日

一心におすがりするしか、(音声ブログ)

カテゴリ:音声ブログ

昨日のお話が、音声ブログとして更新されています。

http://www.voiceblog.jp/shiawasehiroba/

今回は、教会長による「一心におすがりするしか、」というお話です。
(※音声ブログは、基本的に毎朝8時頃には更新されます)

2014年06月17日

お下がりスイーツ ~資生堂パーラー チョコレートケーキ~

カテゴリ:おさがりスイーツ

お供えの物のお下がりの中から、興味深いスイーツなどを不定期でご紹介。

 第三回目は、13日月例祭のお下がり、資生堂パーラーさんの
「チョコレートケーキ」です。

そのホームページに説明がありますが、
http://parlour.shiseido.co.jp/sc/food_products/info/detail.html?prod_id=0000000046

実際に頂いた印象は、オレンジリキュールの香りとカカオの上品な味が違和感なくまとまっていて、ふんわりしたスポンジの所と、真ん中のラインになっているしっとりとした食感もバランスがよく、リキュールのせいか、ちょっとほろ酔いな会話が出て、みんなで楽しみながら頂きました♪


食前の祈り
「しょくもつは、みな人の命の為に、天地の神の作り与えたまうものぞ。
何を飲むにも食べるにもありがたく頂く心を忘れなよ」
資生堂チョコケーキ
資生堂パーラー箱_
食後の祈り
「体(たい)の丈夫を願え。体を作れ。何事も体が元なり。」

ごちそうさまでした♪