2014年05月16日
素直にできたら・・・
カテゴリ:改心病気・健康・美容
「こころの宮」の神さまは、神の思いに沿わない人間を切り捨てるようなことはされません。むしろ、人間が天地の間に生かされて生きていることを忘れて、悩み苦しむ姿を憂いている神さまです。間違ったことや過ち、人の心を傷つけてしまったことなど、神さまに心を込めてお詫びをして、改まっていくことで、心新たに未来に進むことができます。
初代・岩本寅雄師にとって、道が開かれた原点は、「反省すること」「心を改めること」でした。概要はこのサイトの「私たちについて」のページの「成り立ち」に掲載されているとおりですが、詳しくは次のように述懐しております。
「…私は、胃下垂、胃下垂と言っていたけど、胃が悪いということは、こっちが間違えておる。私が立派な先生になろうと思うて、表行(わぎょう=荒行)をした。私の欲のために、表行をしたんだから、胃さま、胃さま、すみませんと、両手を合わせてお腹の方に向けて、私の体にお詫びを申しましたら、心がすっと落ち着きました。百日の願いを立てての金光教本部への参拝を始めて、ちょうど50日になりますから、金光様に『ちょうど日参をさせていただいて50日目になりまして、有難うございました』とお礼を申したら、金光様が『ハイハイ、結構でした。明日から家で拝んどきなさい』とおっしゃって、家で拝んでいる日に、初めての参拝者が現れたのです…」
つまり、たとえ自分の体に対してであっても、反省をし、お詫びをする素直な姿勢を、神さまは喜ばれ、私たち人間の心も晴れやかになり、道が開かれるのです。
私自身も、苦しいときに、毎日反省をしてお詫びを申すことしかできず、ひたすらに改まりを願い続けることで、なんとかその日その日を生きることができたので、実感があります(取次者の紹介、生い立ちを参照)。
何事にも素直に反省して、お詫びをして、改まることは容易でないことかもしれませんが、生きるか死ぬか、後の無い切羽詰った状態では、意外とできるものです。と申しますか、自分のどこに問題があるのかを必死に探さざるを得ない、藁をもつかむ思いなのだと思います。
それが常平生に、素直にできたら、家族や周りの方々との人間関係もよりスムーズになり、自分自身の心もすうっと晴れますよね。
きょうも素直に反省できていますか?
画像は、「こころの宮」のフェイスブックページhttps://www.facebook.com/nayamisoudan.kurashiki
のキャラクター「コロちゃん」です。コロちゃんも泣きながら反省しているようです。
きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。
2014年05月15日
毎日どんなことに感謝していますか?
カテゴリ:人間関係心磨き
「こころの宮」では、取次者が毎日、悩み事を聞かせていただき、神さまへの願い事の祈願を一緒にさせていただいております。
そんな、私ども取次者も、毎日神さまに心を向けて、お願い申し上げながら、心を磨く稽古を続けています。特に意識して取り組んでいるのが、何事にも感謝して、「ありがとうございます」とお礼を申す稽古、心磨きです。
初代・岩本寅雄師(祖父)は、101歳の長寿を頂き、最期まで「ありがとうございます」とお礼を申して死を迎え、今もなお、私たちの心に生き続けていますが、生前一日に1,300回のお礼を申す稽古に取り組んでおりました。
一日に6時間の睡眠を取るとして、起きている間、実に一分間に1回以上のペースです。私は、まだとてもそれに及ばないですが、朝起きてから夜休むまで、できるだけ多く「ありがとうございます」と心を込めてお礼を申す稽古に取り組んでいます。
空気やお水、お土地、海、川、野山、森、風・・・天地自然の働き、生きとし生けるものの育み、命、体中の働き、お世話になっているいろんな人々、家や建物、車や衣服・・・いつも使っている物など、常日頃の生活と切っても切り離せない、お世話になっている全てへの感謝の心。
また、その日その日、或いは時間をかけて願っていた事柄が成就したときの、感謝の心。
ここまでは、何とか毎日意識して取り組むことはできそうですが、現実の生活やお仕事、人間関係の上にはなかなかそう思えないことがたくさんあります。
思い通りに行かないこと、腹の立つこと、納得の行かないこと、とても感謝の気持ちにはなれないようなことにも、お礼を申すことは容易なことではありません。
正直に申しまして、私自身も毎日のように腹を立てたり、悩んだりしている自分がいて、それが情けなく反省し、また神さまに心を向けてお礼を申す稽古を繰り返しています。
自分にとって不都合なことをも、私に必要なこと、神さまから頂いた試練として、ありがたく受け止め、感謝することができたらいいのですが…私はまだまだです。
みなさんは、毎日どんなことに感謝していますか?
写真は、裏庭で採れたさくらんぼです。天地のお恵みに感謝。暑い日も、寒い日も雪の日、風の日も耐えて花が咲き、実が成り、長い月日、天と地、雨と土など、いろんな働きを頂いてようやく熟したお恵みです。・・・そう思うといっそうありがたく、美味しく頂けそうです。
きょうもお越しいただきありがとうございました。
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2014年05月14日
70周年御礼の祭典をお仕えしました②
カテゴリ:行事報告
去る5月11日には、「こころの宮」を運営する金光教乙島教会の70周年御礼の祭典をお仕えすることができました。
祭典では、祭詞奏上、玉串奉奠に続いて、「花は咲く」のピアノ伴奏を聞きながら、参拝者一同による献花(けんか)が行われ、一人ひとりがここまでの歩みに御礼を申して、神さまにお供えをさせていただきました。(写真は献花後の様子です。)
また、吉備舞(きびまい)の奉納が行われ、信徒の体験発表が行われました。
(学校の先生をしておられる方の、目の病気との闘いと、お仕事の上での課題について、参拝を通じて心のあり方を見直し、道が開かれたお話でした。詳しくは後日掲載させていただきたいと存じます。)
その後、教会長の岩本徳雄師から挨拶があり、引き続いて特別参拝者(国会議員、県議会議員、市議会議員、自治会長、顧問弁護士など)からもお祝いの挨拶を賜り、最後に、みんなでワンハート・ブラスによる演奏に合わせて、「ふるさと」「上を向いて歩こう」を元気に歌って祭典を終えました。
このように麗しく盛儀に祭典をお仕えすることができ、まことにありがたく、もったいないことです。70年間の「おかげの舟」(5月11日のブログ参照)に乗せていただいて、ここまで進ませていただき、そのご恩を忘れないように、これからも毎日、神さまから頂いている「こころ」を磨いて、皆さまと共にお育ていただきたいと願っています。
きょうもお越しいただきありがとうございました。
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2014年05月12日
70周年御礼の祭典をお仕えしました
カテゴリ:行事報告
昨日、5月11日には、「こころの宮」を運営する金光教乙島教会の70周年御礼の祭典をお仕えすることができました。
天地金乃神様に、次のように祭詞(さいし)を奏上させていただきました。
「神からも氏子からも両方からの恩人 生神金光大神様ありがとうございます
天地一切の物事を動かし あらゆるものを生かしてくださり 繁栄させてくださる天地金乃神様ありがとうございます
空気やお水お土地海川野山森風と天地の豊かな恵みを頂き ありがとうございます
尊い命を賜り 神心をお授けくださり 目さま耳さま鼻さま口さま手さま足さまと体中のお働きを頂き お通じを頂き 衣食住のお世話になり ありがとうございます
教祖生神金光大神様 二代金光四神様 三代金光様 四代金光様 現教主金光様 御五代百五十五年にわたる御取次ご祈念誠にありがとうございます
大阪教会 天王寺教会 歴代教会長先生方はじめ 関係各教会の先生方 日夜のご神勤ありがとうございます
当教会初代一心万事御陰大人 真心明妙栄姫之霊神 布教功労者 信奉者の家々の霊神様 私たち一人ひとりの上を お守りお導きいただき ありがとうございます
家族親族友人地域社会 お仕事や学校などに恵まれ ここまでお育ていただき お役に立たせていただき ご用にお使いいただき ありがとうございます
おかげさまで私ども 日々この尊い生神金光大神御取次の道を歩ませていただき それぞれに助かり立ち行かせていただいて 共々に乙島教会開教七十年御礼天地金乃神大祭をお迎えすることができ まことにありがたく勿体なく おめでたいことと心より御礼申し上げます
どうぞここからも 神さまありがとう すべてにありがとうの心を日々時々刻々忘れることなく 初代一心万事御陰大人が教え伝えてくださいました 万事おかげになる 真の神人を 日々の生活の中で現し 苦しいこと辛いこと思い通りに行かないことなど 身の上に起こることすべてを神さまの御差し向け ご修行ご用と頂いてお礼を申す稽古を進め 教主金光様に神習い 世界の平和と人類の助かりを願い 東北地方の復旧復興 地域の人々 家族や親族ご神縁頂く人々の助かりを一心に願い 教会日参とご本部御礼参拝に取り組み 共々に日優り月優り年優り代優りに 子孫繁盛家繁盛のおかげを頂いてご神願成就のお役に立たせていただくことができますよう 謹んで御願い申し上げます
当教会開教七十年ありがとうございます
生神金光大神様 天地金乃神様 生神金光大神様 天地金乃神様」
きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。
2014年05月11日
きょうは70周年御礼の天地金乃神大祭です
カテゴリ:お知らせ
きょうはこれから、「こころの宮」を運営する金光教乙島教会ができて70周年御礼の天地金乃神大祭が仕えられます。
この祭典では、天地自然の働きや私たち人間、あらゆる命を活かし育む大いなる存在「天地金乃神様」に、ここまでの御礼と、私どもや周りの方々の身の上のこと、繁栄と立ち行きを祈願申し上げます。
初代・寅雄師は、いつも「大祭にはお願いに参るのではありません。お礼に参るのです」と申しておりました。「神さまありがとう すべてにありがとう」の心で、ここに至るまでのご恩を再確認し、心を込めて神さまにお礼を申し、きょうの御祭りをお仕えさせていただきたいと願っております。
「お礼に参る」とはどういうことか、どういう心なのか、私なりに毎回宿題として頂いています。ありがたいことに、きのう金光教本部の月例祭の教話で頂いた、金光教祖様の教えと重なってまいりました。
或る方が、娘さんの眼病で、方々に拝んだがどうしても治らず、金光教祖様の元に参ったところ、金光教祖様が「氏子、石金でも船に積んだら浮かぶであろう。人はおかげの舟に乗るがよい」と仰せられ、ありがたいなあと思って信心したところ、それから次第に全快した、というお話です。
私はこのお話を心の中で頂きなおしているうちに、そうだ、この「こころの宮」乙島教会も七十年の間、おかげの舟に乗せていただいて今日がある、きょうはみんなでその御礼をさせていただくことが、一番大事なこと、と思わせていただきました。
初代の思いには未だ程遠いとは思いますが、昭和19年5月6日の開教式にどういう思いで祭典を仕えられたのか、始まりから今に至るまで、少しでも多く想像を働かせ、今頂いていること、すべてに心を込めて御礼申し上げたいと存じます。
写真は、今朝、教会の裏の庭で撮影したサクランボです。ちょうど熟していますので、きょうの祭典に神さまへのお供えさせていただきます。