2015年04月01日

神のおかげに目覚め(音声ブログ)

カテゴリ:子育て・教育・学業家族・親族病気・健康・美容祈りについて神さまについて音声ブログ

朝の勢祈念時のお話を音声ブログとして、聞くことができます。

3月21日のお話が、音声ブログとして更新されています。 

↓こちらをクリックすると、その音声が聞けます。
神のおかげに目覚め H27.3.21

今回は、教会長による「神のおかげに目覚め」というお話です。

昨日、初めてご参拝のご夫婦がいらっしゃった。

お願い事の内容としては、そのご夫婦のお孫さんが病気で手術を受けることになり、
その無事を祈願してほしいとのことであった。

そこで、ご家族のことや願い事など聞かせていただき、神さまにお届け申し上げ、
ご祈念をさせていただいた。

その際、あわせて私から申し上げたことがある。

それは、この度は病気が治ること、手術が無事に終えられることを神さまにお願いすることがご夫婦からのお願いではあるが、一方で、ご夫婦の娘さんが結婚できて、そして孫を授かることができたこと、ここまでのことがありがたいことであり、決して当たり前のことではない。

そのことを神さまにお礼申し上げること、神さまのおかげであることを感謝することの大切さをお伝えさせていただいた。

このお道の信心ではこのこと、つまりここまで頂いているおかげに気付き、神様にお礼を申すことを先ずさせていただき、その上で身の上のこと、病気やお仕事のことなど、神さまにお願い申し上げる、この順番が大事であり、そのことをご参拝のご夫婦にも申し上げ、ご理解いただいた次第です。

「ありがとう」と言える氏子を神さまは可愛く思い、一層おかげをくださるのである。

こうした内容がお話になっています。 お時間のよろしいときに、ご視聴くださいませ。

きょうもお越しいただきありがとうございました。

岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。

 

        
 

2015年03月03日

神様のおかげで(音声ブログ)

カテゴリ:子育て・教育・学業家族・親族心磨き音声ブログ

朝の勢祈念時のお話を音声ブログとして、聞くことができます。
3月1日のお話が、音声ブログとして更新されています。 

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神様のおかげで H27.3.1

今回は、教会長による「神様のおかげで」というお話です。

きょうは、毎日参拝されている方で、満81歳を迎えられる方がいらっしゃる。その方のお孫さんが本日高校の卒業式。

昨夜は、こころの宮/金光教乙島教会のヤング・ハート・パーティに親子孫三代で参加され、一緒に食事を頂いた。

そのお孫さんは高校で社会貢献活動を行うクラブに所属しており、高校生活が毎日楽しく過ごせたようで、ありがたいことである。

しかし、そのお宅は元々はご先祖様のところでは、子どもさんが生まれては死に、生まれては死ぬことを繰り返していて、金光教にご縁を頂いてから助かったお家である。

今は親子孫三代で教会への参拝を欠かさないようにして、子孫繁盛のおかげを頂かれている。

まさに、天地金乃神様、生神金光大神様のおかげである。

教祖様は「人間と身代と達者(心と財と体)が揃って三代続く」よう、子孫繁盛家繁盛する信心をするように教えておられる。

私たちも共に、日々の信心、神様へ心を向けて物事を進めることを第一にして、心と体と財が揃って三代、三代と続いていくおかげを蒙らせていただきたい。

こうした内容がお話になっています。
お時間のよろしいときに、ご視聴くださいませ。

IMG_3390

写真は、お話の中に出てくる2月の掲示板です。

きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。

2015年03月03日

学校では教えてくれません(音声ブログ)

カテゴリ:子育て・教育・学業音声ブログ

朝の勢祈念時のお話を音声ブログとして、聞くことができます。
2月28日のお話が、音声ブログとして更新されています。 

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学校では教えてくれません H27.2.28

今回は、教会長による「学校では教えてくれません」というお話です。


きょうこうして、2月中を通らせていただき、今月末を共々に迎えさせていただけていることは大変ありがたいことである。

この「通らせていただく」ということは、簡単に済ませないことに思う。

先日、中学校1年生が18歳の少年に殺害されるという事件がありニュースになっている。

残念ながら、殺害された少年は今月を通らせていただくことがかなわなかったわけであり、
ご本人やご家族、ご遺族にとっては悲痛のことである。

また、容疑者とそのご家族にとっても大変な状態であるはず。

人はなぜ人を殺してはいけないのか?
意外にも学校ではなかなか教えてもらえない。

戦地に赴いた人で、人を殺した経験がある方は、帰国後に亡くなることが多く、
生ききれなくなってしまう。

戦地で亡くなる方より、戦地から帰国した方の方が多く亡くなっている。

今日の社会では、いくら稼ぐのか?に主眼が置かれることが多いように思うし、
その為には人を殺しても構わないと思う人もいる。

しかし、人を殺した人は生ききれない。

逆に人を助ける人は、自分を助ける。
そこを本気で考えてもらいたい。

人間は何の為に生きてきたのか?
ここに大事な答えがある。

こうした内容がお話になっています。
お時間のよろしいときに、ご視聴くださいませ。

きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。

2014年06月20日

置いて帰りましょう。

カテゴリ:人間関係取次者の目線子育て・教育・学業

お結界に座らせていただくと、参拝者の「心の鬼」が見えてきます。

 先日、ある男性の方から、奥様と息子さんとの間で起こったトラブルについて相談のお届けがありました。

 その日、奥様の運転する車に息子さんが乗って移動中に、車内で口論になり、腹を立てた奥様が、息子さんを途中で下車させ、放置して帰ってきてしまったのです。

 幸い、ご主人が息子さんのもとに駆けつけ、特に怪我や過ちは無かったのですが、それ以来、奥様と息子さんがお互いに立腹したままで、会話が無くなってしまったそうです。

 ご主人としては、息子さんが無事に戻ってこれたので、「大難を小難におまつり変えくださり、ありがとうございます」とお礼のお届けをされたのですが、続けて「妻が取った行動は、親としてはしてはいけないこと。改まってくれますように。」ともお届けされました。

 ご事情を伺っていますと、奥様にも、息子さんにもそれぞれ非があるようですが、たしかにご主人のおっしゃるとおり、奥様が取られた行動は、親としてあるまじき姿だったと感じました。

 
 続けて、ご主人が「しかし、途中で降ろしてよかったかもしれません。そこでいったんお互いに冷静になれたはずで、それ以上一緒にいたら、もっと大変なことになっていたかもしれません。神さまが良いようにしてくださったのだと思います。」とおっしゃいました。

 私のそのとおりだと思い、「そうですね。それ以上一緒にいて、たとえば息子さんが奥様に殴りかかったりでもしたら、取り返しのつかないことになっていました。親子で傷付けあったり、殺しあったりすることもあります。そうならずに済み、ありがたいことです。」と申しました。

 一方で、ご主人としては、奥様が取られた行動に対して、許せない思いが残っており、冷静に話ができる心境ではない様子です。奥様の改心を強い口調で願ってお届けされました。

 私はお結界に座らせていただきながら、「このままではいけない」と感じました。

 そこで、ご主人に「奥様の心は“鬼の心”に支配されています。今のままでは、息子さんとの間で、同じことを繰り返してしまいます。ですから、ご主人が奥様の抱えておられる思いを、しっかり聴かせていただいて、その“鬼の心”を引き取ってほしいのです。」と申しました。

 そうしますと、ご主人の表情がこわばって、奥様の行動への批判をされました。

 やはり、「このままではいけない」と思い、このように申しました。

 「奥様の“鬼の心”に引き込まれて、ご自身も“鬼の心”になってはいませんか?
奥様の行動は間違っているかもしれません。

 しかし、たとえご主人が正しくても、ご主人が“鬼の心”のままでは、本末転倒です。
 ですから、今ここに“鬼の心”は置いて帰りましょう。

 そして、お家では奥様のお話を聴かせていただき、たとえ許せないことを言われても、それを“金光さま”と懸命に祈って、心の鬼を引き取っていただきましょう。

 そうすれば、奥様の心にも神様の心がすうっと入ってて、和賀心になりますよ。」

 その後、奥様と息子さんとの間では会話が回復したそうです。

 このように、お結界に座らせていただくと、参拝者の「心の鬼」に気付くことができ、当事者同士では“鬼の心”に支配され、問題が解決しないどころか、さらに大きくなる可能性があるところを、お結界で引き取らせていただいて、鬼がいなくなったところに神様の心が入ってきて、和賀心になれるのです。

 取次者としては、そこに重点を置いてお話を伺い、神様の心をお伝え申し上げております。
 
 
紫陽花広前
 写真は、教会の広前にお供えしている紫陽花です。いろんな種類がありますね。
お花を眺めると、心の鬼もどこかへ行ってしまう気がします♪

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。
 


 

 


2014年06月12日

良い面が見えてくる

カテゴリ:人間関係取次者の目線子育て・教育・学業

「お結界」に座らせていただくと、取次者が受け付けた悩み事の中にも、良い面が見えてきます。

 昨日、或るお父さんと息子さんの親子が参拝され、不登校になった悩みについて相談がありました。

 この春、小学校を卒業して中学校に入学したのですが、友だちとの関係がこじれてしまい、学校に居場所がなくなってしまったのです。

 (政府でも、“中一ギャップ”という問題が、議論されているようですね。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140611/k10015150161000.html 
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1103W_R10C14A6EA2000/ )
 
 
 

 ご本人は照れくさそうに、眠たそうに何度も目をこすっていて、隣に座っているお父さんが代わりに事情を語ってくれました。

 部活の同級生からいじめにあって、お腹を殴られ、吐いてしばらく痛かったことと、また、運動会で二人三脚をした相手から、「おめえのせいで、駄目じゃった」と、直前まで仲良くしていたのに、結果が出ないと急変して、罵倒され突き放されたショックなどが重なって、学校には行きたくなくなった、とのことでした。

 小学校のときも、部活などで勝敗に関わって同様のことはあったのですが、中学校に入ると、周りの友だちの様子が今までと変わり、恐くなってしまったようです。

 これで何日も休んでおり、お父さんとしては心配で、教会に連れてきたのです。なんとか学校に行かせたい、という思いが伝わってきました。

 息子さんの方は、モジモジしている様子でしたが、お父さんの語る内容に、ちょこちょこ訂正を入れながら、ツッコミを入れたりして、少しずつ笑顔も出てきました。

 私は、お結界に座らせていただいて、しばらくお二人の話を聴かせていただき、ジイッとご祈念させていただいておりましたら、その合間に父がその男の子を呼んで、「拳法を教えてあげよう!」と幾つかの護身術を伝授しました。

 そして、落ち着いたところで、私は或ることを感じたので、それを息子さんにお伝えしました。(以下、そのやり取り。表現は簡略。)

 「でも、○○君は、お友だちをいじめたり、殴ったりはしてないんじゃろう?」
 「うん。それはせん。」(男の子)
 
 「そう。それでええんよ。それで安心したわ。これからもそうしてね。」
 
 「うん。」(男の子)
 「それから、そのいじめる子や、人のせいにした子のことが不憫に思うんよ。
 
 
 
  殴ってくるのは拳法で身を守って、悪く言うのは言わせておきゃいいんよ。
  その子たちは、そうでもしないとスッキリしない状況に追い込まれている。
  だから、その子たちの心が助かるように、毎日ご祈念しようね。」
 
 
 「・・・わかるけど、なかなか出来んわ・・・」(男の子)

 つまり、この男の子は優しい心を持っていて、他の子をいじめたりすることは無いわけで、そのこと自体が誇れることであり、尊いことだと感じたので、その良いところを損なうことは無いようにしてほしい、また、いじめたり悪口を言ってくる相手の心も助かってほしいので、そう祈るようお願いしたのです。
 

 こうしたやり取りを続けていると、表情が笑顔になったり、曇ったりを繰り返し、最後には、「学校に行かないときは、教会に来る。そして、心の修行をする。拳法も。」と約束してくれました。

 このように、お結界では、取次者は悩み相談や願い事の祈願を受け付けておりますが、同時に「神さまはどのようにご覧になっているか?」という目線に立ち、それまでは当事者では見えなかった良い面が見えてきます。

 取次者の目線、見えてくるもの、今後ともご紹介してまいりたいと存じます。
 トンボ
 金光教本部の境内で見つけたトンボです。中学生の頃も追いかけてました(笑) 
トンボの眼鏡は水色メガネ、その目線でどんな世界が見えるのでしょう・・・

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。