2014年06月24日

縁結びの神様

カテゴリ:恋愛・結婚神さまについて

一昨日(22日)のこと、縁結びの神様を感じました。その始終を申し上げます。

 その日の11時から、浅口市金光町にある土佐家さんを会場に、あるご夫婦の結婚式が仕えられ、教会長が祭主・礼典司(式典中に神さまに詞を奏上したり、新郎新婦に神さまからの教えやメッセージを伝える役)として、また在籍教師が祭員(祭主の補佐)としてお使いいただきました。

 私は留守番として教会に残り、その後、式典の片付けと祭具の運搬等をさせていただきました。

 12時過ぎに片づけを済まして、教会に戻ったところ、つい一週間前に結婚式を挙げられたばかりの、島根県の教会の若先生ご夫婦がお礼参りにお越しになっており、ごあいさつをさせていただきました。
(祭具の運搬を手伝ってくださいました。もったいないことです。)

 教会長が間に入って結ばれたご縁でもあり、先週の結婚式には教会長も列席させていただき、写真をたくさん撮っていたので、それを私がプリントしていたのを丁度お渡しすることができました。
(相手と打ち合わせていたわけではないのに、タイミングよかったです。)

 その最中に、「心の宮」へのお電話での悩み相談があり、私は電話でご相談を承り、神さまへお届けをさせていただきました。ご相談は、恋愛・結婚に関わるものでした。
(以後、その方の恋愛成就を毎日祈願させていただいております。)

 そして、夕方、金光教本部へのお礼参拝前に、教会長と二人で心中祈念をしておりましたら、飲食店を経営されているママさんがお参りになり、従業員の方が、この度めでたくご結婚なさるとのことで、そのお礼参拝にお越しでした。
(しかも、こころの宮/金光教乙島教会には初参拝でした。)

 私はこの日の出来事が、不思議に思えました。

 一日に結婚式の執行、悩み相談、お礼参拝と次々に使っていただいて、
「なんでこう、恋愛・結婚のことが一日に重なるのだろう?」と。

 この神さま、天地金乃神様は「人と人との縁を結んでくださる神さまだ」、ご縁を結んでくださり、良縁を喜んでくださり、結婚、子どもを授かり、子孫が繁盛することを願ってくださっている神さまなのだなと、意識せざるを得ない一日でした。
土佐家料理
 写真は、土佐家さんの結婚式で頂いたお下がりの料理です。
父、母と三人で分けっこして頂きました。

 見るだけで十分楽しめて、おめでたい気持ちになれますよね。
味ももちろん、いろんな味が楽しめて、おめでたい気持ちになれました。

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。

2014年06月22日

疑いのない心(音声ブログ)

カテゴリ:人間関係心磨き恋愛・結婚神さまについて音声ブログ

昨日のお話が、音声ブログとして更新されています。

http://www.voiceblog.jp/shiawasehiroba/

今回は、副教会長による「疑いのない心」というお話です。

(※音声ブログは、基本的に毎朝8時頃には更新されます。)

2014年06月19日

失恋にもありがとう!

カテゴリ:心磨き恋愛・結婚改心

みなさんは失恋をしたことがありますか?

 まだ自分の心の中で整理がついていないのですが、去る13日の月例祭の後に、お付き合いしている方との交際を終えることになりました。

 5月4日から始まって40日間、遠距離で毎日のようにメールでやり取りを続け、最初のうちは、お互いにそれが楽しみだったのですが、少しずつ思いに変化が生じ、不安や心配が増え、ついには相手から、このまま遠距離で続ける自信が無い、とお別れの相談を頂くことになったのです。

 頭が真っ白になり、なんとなく恐れていたことが現実となり、時間を戻したい後悔の念と、自分への情けない思いでいっぱいになりました。

 しかし、その現実を受け入れるしかなく、何度かやり取りを経て、お別れをすることになりました。

 原因は、私にあると思っています。覚悟を決めて告白をしたことが成就し、感激して、自分自身が舞い上がっていました。

 最初のうちは良かったのですが、こちらのことを知ってもらいたい、遠距離を乗り越えたい、彼女を自分のものにしたい、というような欲が強くなったのだと思います。

 次々に、画像やメッセージを送り、忙しく毎日お仕事にご尽力されている相手に負担をかけてしまい、「いいね!」と言わせてしまうことを続けてしまいました。

 空回りしてしまい、手前に引き寄せようとするほど、遠ざかっていく、そんな悪循環に陥っていました。「大丈夫!」と誓ったこと、安心が一気に崩れ去りました。

 気付いた時には既に遅しで、相手のことを殆ど聞かず、知らず、お気持ちを受け止めること、心を通じ合わせることがなく、一方通行なままでした。

 私には想像できないような、大変苦しい思いをさせてしまったのです。

 もったいないことに、彼女から頂いた最後のメールには、「気持ちに応えきれていない自分がもどかしい」と書いてくださり、一生懸命に私の思いを受け止めようとしてくださっていたことが、はっきりと分かりました。

 本当に申し訳のない気持ちでいっぱいです。彼女や周りの方に対して、家族・親族や応援してくださっている人たちに対して、そして貴重な機会をお繰り合わせしてくださった神さま、見守ってくださっている御霊様に対して。

 大切な人を失ってしまった喪失感、しかもその原因が自分の心の弱さ、信心の未熟さにあるという後悔や憤りで、ぽっかりと心に穴が空いてしまいました。

 しかし、目の前にはご用が待っており(翌14・15日は田植えのイベント)、立ち止まることはできず、心の整理をつけられないまま時間が過ぎていきました。

 田植えのイベントの際に、みんなで田植えをしてはしゃいで楽しんだり、ジンギスカン&ビールで喉を潤したり、ホタルに遭遇したり、古民家の縁側からのどかな田園風景を眺めていると、気持ちのいい風が入ってきたり、その度に「ああ、なんとありがたく幸せなことか。この感動を彼女と一度でも共有できていたら・・・」と、もう終わっているはずなのに、感動すればするほど、悔しくなり、涙が流れる寸前までこみ上げてきました。

 心の中では何度も何度も泣きました。

 たぶん、一人きりでしたら、自分を責めて自らを消し去ってしまう方向に進んでいたかもしれません。

 ありがたいことに、応援してくださっていた方々に報告しますと、いろいろと励ましたくださり、自分一人では気付けないことをたくさん教えてくださいました。

 そして、神さまに心を向けて、ここまでのことをお礼申し、お詫び申して、彼女が引き続き命を頂かれ、元気にお仕事ができ、幸せになることを必死にご祈念していくうちに、少しずつこの度の失恋、失敗を無駄にしないようにしつつある自分があり、しかも、その中にもありがたいと思えること出てきています。

 一番大きく変化しているのは、自分の気持ちよりも、相手の心が助かり、元気になり、幸せになることを第一にしなければならないこと、それをいつどんな時でも徹底しないといけないことを痛切に思い知らされ、そのおかげか、日頃のお取次のご用での心の中が変化してきています。

 
 今まで以上に真剣に、参拝して相談される方の悩みに耳を傾け、自分自身のこととして想像し、思いを感じ取り、一心に祈りを込めている自分がいます。

 それが力みではなく、自然とできてくるのです。

 東日本大震災の被災された方々のことも、これまで以上に心を寄せて祈りをしている自分がいます。

 こんな私の40日間の失恋でさえ、とてつもない喪失感に見舞われているのに、東北の方々は、最愛のご家族やご友人たちを大勢なくされている、しかも突然に。

 未だに行方が分からず、捜索を続けておられる方も多くいらっしゃる。その方々の心中を想像するだけでも、胸が張り裂けそうで、涙があふれ出てきます。

 今後の支援活動の上にも、心新たに誓いを立てています。

 まだこの度の失恋のことを整理しきれておらず、私が反省すべき点はたくさんあるのだと思いますが、失恋したおかげで、今までに無い熱い思いが湧き出てきて、私が今頂いている役目、ご用に対する姿勢が変わりつつあり、このことは何事にも変えがたい、ありがたいことなのだと感じております。

 失恋にも、「ありがとうございます」とお礼を申さねばなりません。
メダカ
 写真は、さらに翌日の16日に教会にお供えのあったメダカです。
別れがあり、また出会いがあるものですね。

メダカの子ども
 こちらは、孵化したばかりのメダカの赤ちゃんです。
中心よりやや下にいます。見えますか?

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。

2014年06月06日

入籍報告祭(音声ブログ)

カテゴリ:恋愛・結婚音声ブログ

昨日のお話が、音声ブログとして更新されています。

http://www.voiceblog.jp/shiawasehiroba/

今回は、教会長による「入籍報告祭」というお話です。
(※音声ブログは、基本的に毎朝8時頃には更新されます)

2014年06月05日

ゴーヤの花を見て・・・

カテゴリ:恋愛・結婚神さまについて

一昨日、小さなつぼみだったゴーヤの花が、昨日咲きました!

 「えー?もう咲いた?」と口に出して驚くほど、思いのほか早かったです。

 ある信者さんが、「ああ、これは雄花ですね」と教えてくださいました。その一言に私はハッとさせられ、すかさずゴーヤの花について調べてみました。

 ネットの情報には、雄花と雌花の特徴と見分け方が書かれていて、さらに興味深い内容がありました。

 「はじめは雄花が殆どですが、次第に雌花が増えてきます。雄花は咲いて1日で、ポトンと下に落ちてしまいますが、雌花はなかなか落ちません。・・・花は、かなり目立つのか、小さな昆虫たちがやってきて、受粉の手伝いをしてくれます・・・」

 フムフム、なるほど。と雄花と雌花の違いについて画像で確認でき、虫たちが受粉のお手伝いをしてくれて、それで実がなる、ということなのです。

 この時、気付かされたのが、虫の働きがなければ、受粉して実が成ることはなく、花と虫の働き合いがあって初めて、新たな命が生まれる、ということです。

 ごく当たり前の常識なのかもしれませんが、言葉はない世界なのに、生き物どうしが働き合っている姿が、なんとも不思議に思えてワクワクしました。

 こうした営みが幾重にも重なって、天地自然の働きがあり、私たち人間の命もつながって今日がある、と想像が膨らんだのです。

 話は変わりますが、その午後、入籍報告祭をお仕えさせていただきました。
若い新郎新婦と、新婦のお母さまの三人でのことです。

 昨日入籍の手続きをされ、新婦の希望で結婚式はしない、ということだったのですが、教会長の思いとして、娘のように可愛がってきたこともあり、どうしても儀式をお仕えしたい、という願いがあってのことでした。

 ご本人達にとっては、サプライズとなりましたが、教会長が結婚式と同様の儀式を準備し、神さまへの祭詞を奏上して、玉串を捧げました。

 そして、新郎新婦から誓詞(せいし)という、神さまへの誓いの言葉を奏上してもらいました。

 リハーサルも無しでのことですし、少々言葉が難しいので、新郎も用意された誓詞を読み上げるのには少々ご苦労されていましたが、所々、新婦がそれを助けている姿に、仲の良さを感じて微笑ましく、頼もしく、またその二人を後ろから見守っているお母さまの姿を拝していますと、涙ぐましく感激を覚えました。

 新郎新婦の間に、目に見えない、つながり、働き合いを感じたのです。

 ご本人達は、何れは子どもを授かりたいという願いを持っておられ、早くもどんな名前にするか考えていて、こっそり教えてくださいました。

 
 一人では成しえないことですが、新郎と新婦が助け合って生活を進めるなかに、その願いは成就することになるのでしょう。

 雄花と雌花、男性と女性、それぞれに違いがあって、良い時に結ばれて、新たな命を授かり、子々孫々に受け継がれていく、その間には神さまの働きを感じます。

ゴーヤの花
 写真は、ゴーヤの雄花です。次は、雌花が楽しみです♪

_村井家10_
 入籍奉告祭、神さまへの祭詞奏上の様子。

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。