Category Archives: 神さまについて
2015年02月19日
一歩先にあること(音声ブログ)
カテゴリ:祈りについて神さまについて音声ブログ
朝の勢祈念時のお話を音声ブログとして、聞くことができます。
2月18日のお話が、音声ブログとして更新されています。
↓こちらをクリックすると、その音声が聞けます。
一歩先にあること H27.2.18
今回は、教会長による「一歩先にあること」というお話です。
12年前の2月18日、当時101歳だった初代教会長が、息子である現教会長の手を握って、「万事おかげになる」と、かすれ声で遺された。
本日2月18日は、12年前に初代教会長が私(現教会長)の手を握って、「万事おかげになる」と言葉を遺した記念日である。
「万事おかげになる」という教えは、とてもありがたく、そのおかげで、私自身だけでなく、参拝される人々が次々とおかげを受けてこられた。
しかし、適当な信心をしていては、「万事おかげ」にはならない。「必ずおかげを頂ける」信心をさせていただきたい。
その実例として、行き場を無くして、有名な拝み屋さんに頼んだところ「あなたは助からない」と言われたが、ここ(こころの宮/金光教乙島教会)に参拝されて助かったご婦人がいらっしゃる。
その方は、取次者の教えのとおり、今でも毎日ここに参拝しておられる。当時のことが嘘のように、誰よりも元気で明るい挨拶をして参拝される。その後は息子さん、娘さん二人ともにおかげをいただかれ、今に至っている。
ぜひ、みなさんも「必ずおかげを頂ける」信心をさせていただけるよう、欲を出して参拝してほしい。
こうした内容がお話になっています。
お時間のよろしいときに、ご視聴くださいませ。
きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。
2014年08月30日
人の力の及ばないこと(音声ブログ)
カテゴリ:神さまについて音声ブログ
昨日のお話が、音声ブログとして更新されています。
http://www.voiceblog.jp/shiawasehiroba/
今回は、教会長による「人の力の及ばないこと」というお話です。
(※音声ブログは、基本的に毎朝8時頃には更新されます。
2014年08月19日
トイレの水が呼び起こす記憶
カテゴリ:取次者の目線東北復幸支援神さまについて
支援活動1日目、新幹線で隣に座ったおばあさんから、さまざまなお話を伺いました。
8月9日昼、東京駅でいとこの松本清治さん(俳優)と合流し、5人で東北新幹線に乗りました。車中、私の左隣が清治さんの席で、右隣には83歳のおばあさんが乗ってこられました。
にこやかな表情、上品な言葉遣いの方で、清治さんがおばあさんの荷物を頭上の棚に載せて差し上げたりしているうちに会話が弾み、3人とも直ぐに打ち解けました。
お昼時でしたので、お互いにお弁当を広げて、話を進めました。
伺いますと、女川のご出身で、この度の東日本大震災の被災者でした。ご主人を11年前に亡くされ、震災当日は車を運転しながら、命からがらで助かったことなど、 いろんなお話を聞かせてくださいました。
・目の前に大津波がどす黒い色でぐるぐると回転しながら、すべての物を流した。
・家が浮力で持ち上がり、瞬く間に崩れながら津波に飲まれた。
・車や人やいろんな物がぐるぐると流された。
・自分の車の前後が大津波で、奇跡的に助かった。
・神も仏もない、とおっしゃる方もあるが、私は神仏が存在すると思う。
・しばらく避難所での生活、何も無くて不自由した。
・幸い、息子が東京に住んでいて、迷ったが移り住むことにした。
・東京では独り暮らし。もし災害が起きたら忘れられるのが恐いし、寂しい。
・女川のお墓は石巻に遷した。きょうはお盆で、そこにお参りする。
・某美術館に過去の津波の絵画があるが、水がきれいで、あれは現実と違う。
・・・といった具合に、震災発生時のことから、現在に至るまでの状況や心境をお話くださいました。
私は途中から、「生神金光大神様」と心の中で唱えながら聴かせていただくようにし、新幹線の椅子に座りながらも普段の御取次の心構えにならせていただきました。
じっくりと聴かせていただき、おばあさんの心の中の思いを感じさせていただくように意識を集中して、ご祈念をさせていただきました。
そして、このようにもおっしゃいました。
「水洗トイレの流れる水の様子を見ると、津波を思い出してしまい、恐いのよ。
だから見られなくなった。今でも夢に出てくるし・・・」
ずっと被災地に常駐されてきた清水さんが、教えて下さったことと重なります。
「被災者の方々は、時間が経っても心に受けた辛さ悲しみは癒されることはありません。共に辛さ悲しみを共有して、生き抜くしかありません」と。
さらに、おばあさんはこのようなこともおっしゃいました。
「震災直後、演歌歌手の○○さんが△△△△という持ち歌を歌っていたけど、私は聞いていてムカっときちゃった」と。
このお話は、これから仮設住宅で一緒に歌を歌わせていただこうとする私たちにとって、大切な教訓とも言うべきことを教えていただいたように感じました。
(幸い、私たちのレパートリーには無い歌でしたが、こちらが良かれと思ってご用意している歌であっても、その方によっては不快な思い、辛い思いにさせてしまうことがある、と改めて思いました)
これは後日談ですが、11日の時に歌詞ノートをお配りした際、「ふるさと」の所を開かれて、「この歌、私はしばらくまともに歌えなかった。涙が出てきちゃって。3年経って、今は歌えるけどね」とおっしゃる方があり、まさにそのことが現実となり、ドキっとしたのと、今は一緒に歌えると伺って少し安堵しました。
それからも、いろいろなお話・・・戦時中に疎開して畑仕事をさせられたこと、シソジュースの作り方、女川の魚が美味しいこと、東京のお水は舌に膜が張るような感じがして飲めずミネラルウォーターにも慣れないこと、ご主人との生活は辛抱ばかりだったが有難いと思えること、若かりし頃江ノ島で映画のロケと遭遇し有名俳優さんとベンチで会話したこと、震災時に中国からの研修生をいち早く助けた経営者が二度前の波に流されたこと・・・など仙台までの約2時間近くの間、震災時のことだけでなく、楽しい思い出や懐かしいこと、ご苦労なさっていることなどをお伺いし、3人で時に笑いあったり、沈黙して考え事をしたりして過ごすことができました。
先ほど申しましたように、心の中で「生神金光大神様」と唱えながら、「このおばあさんの心が安らぎますように」と願っておりましたが、今振り返ってみますと、おばあさんのおかげで、被災者の気持ちをお伺いすることができ、また演奏奉仕をさせていただく上での大事なこと、取り違えてはいけないこと、その心構えを教えていただいたとも思います。
その時は不思議な思いもしつつ、また「神さまはこのおばあさんを通じて、私たちに何か大切なことを教えようとなさったのでは?」という思いを頂きながら、仙台でお別れをして、私たちはそのまま盛岡へと移動を続けました。

写真は、その後参拝させていただいた盛岡教会のご神前です。
台風の中、無事に到着できた御礼と、演奏奉仕の成就を祈願させていただきました。
きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。
2014年08月08日
天地の神(音声ブログ)
カテゴリ:心磨き神さまについて音声ブログ
昨日のお話が、音声ブログとして更新されています。
http://www.voiceblog.jp/shiawasehiroba/
今回は、教会長による「天地の神」というお話です。
(※音声ブログは、基本的に毎朝8時頃には更新されます。)
2014年07月29日
はるか昔とつながる光
カテゴリ:神さまについて
先日、二泊三日でサマーキャンプのスタッフとして参加させていただきました。
岡山県小田郡矢掛町にある亀島キャンプ場という所で、小中高生の子どもたちとテントを張って、釜で飯を炊く生活を過ごしました。
初日の夜、ナイトプログラムがあり、暗闇の中いろんなゲームを班対抗で進めて、
最後に池のほとりの草原に寝そべって、みんなで星空を見上げました。
見事な星の数、輝きで、ふだん見ることのできない、壮大な夜空に圧倒され、宇宙の大きさを静かに、穏やかな気持ちで眺めることができました。
星に詳しい先生が、ライトを使って北斗七星、北極星、さそり座、てんびん座・・・夏の大三角、一等星、恒星と解説付きでお話をしてくださいました。
そのお話の中で、
「星の光がこうして見えていますが、遠くの星は何千年、何万年も前の光が地球上に届いているんです。だから、みなさんのおじいちゃん、おばあちゃん、ご先祖様、さらには歴史上の著名人も見ていた星空と同じと言っていいんです。また、これから先、何千年か先の私たちの子孫も、同じ星を見ることになります。」
という内容のことを教えていただきました。
はあー、なるほど。と思いながら、自分も振り返りました。
実は26年前、子どもの頃、父に連れられてこのサマーキャンプに参加したことがあります(それが第一回目のサマーキャンプだったとか)。
その場所がこの亀島キャンプ場だったわけで、当時も星空をずっと見上げて過ごしたのが未だに印象に残っており(たしか、2、3時間ずっと見上げていました)、流れ星を数えたりしたのを思い出します。
そういう頃の自分があって、今の自分があること、それがじわーっと思い出となって、心の中に沸いてきてました。
さらには、私の大好きな祖父、おじいちゃんに始まって、ご先祖様、もっと広げると、教科書で学んだような偉人でさえ、同じ星空・天体を眺めていたのか、と思うと、身近な先人たちだけでなく、何千年も昔の人たちとも「同じ釜の飯」を頂いているような感覚を覚えて、ちょっと嬉しい気持ちになりました。
宇宙は果てしなく広く、長~い時間が流れていて、人間は小さく、人の命は短い。
私たちはこの今、ここに命を頂いている。私の心身の中にも長い時間があり、人生があり、経験や感情など、広大な宇宙があるのに、それが数え切れないほど宇宙にはある。もの凄いことだ!
はるか昔と遠い未来とが点や線ではなく、大きく膨らみ続ける時空となって果てのない広がりがあり、その中にポツンと私の命があり、点となり、時間が続いて線となり、いろんな人と関わって面となり、立体となっている。それが幾重もの人生、ドラマとなって展開している。。。何千年も、何万年も・・・
と、なんだか何を言わんとしているか、分からなくなってまいりましたが、壮大な宇宙・時空を眼の前にして、ドキドキ・ワクワクするような、そして切ない・はかない思いが広がりました。
こうして空を見上げて、ロマンを感じ、「神さま」を感じました。
みなさんは、星空にどんなことを感じますか?
写真の中央に見えるのが、その草原のある土手です。
余談ですが、この池に手作りの筏を浮かべて、班対抗で水鉄砲合戦を繰り広げました。最初は泣き出す子もいましたが、すぐ夢中になって戦い、楽しんでいました♪
きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。

