2014年05月18日
“The Principle Parent of the Universe”
カテゴリ:神さまについて
きょうは、天地金乃神様の月例祭(月毎の天地金乃神様への御礼の祭典)に併せて霊神祭(霊様=亡くなられた先人、祖先、家族などへの御礼と霊様の立ち行きを願う祭典)をお仕えします。
「こころの宮」を運営する金光教乙島教会では、天地金乃神様を奉斎していますが、天地金乃神様は、天地自然の働きや私たち人間、あらゆる命を活かし育む大いなる存在であり、私たちの命の元であることから、金光教祖様が「親神様」とも表現されています。
「神は人間本体の親である。信心するのは親に孝行するのと同じようなものであ
る。」、「信心する者は、一生死なない父母に巡り会い、おかげを受けていくのである。」というふうに、神さまを親として頂く教えを数多く遺しておられます。
現在、金光教は海外にも教えが伝わり、教会も増えてきていますが、「天地金乃神様」は、英語では“The Principle Parent of the Universe”と、天地や宇宙の生みの親である根源的な存在として表現されているほどです。
そして、金光教祖様は、信心するということは、身の上のことを何なりとも神さまに祈願して、道が開かれ、助かり、願いが成就して、「おかげ」を頂くことではありますが、同時に、私たちの命の元、親のような存在である神さまに孝行することでもあり、一生死なない親のもとで「おかげ」を受けていくことができる、と教えておられます。
みなさんは、神さまの存在をどのように感じ、心を向けておられますか?
私たちは、親神様として頂き、ご恩を感じながら、きょうはここまでの御礼として、また孝行として祭典をお仕えさせていただきます。
きょうもお越しいただきありがとうございました。
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