2014年10月20日

教祖生誕二百年奉祝 大祭(行事報告)

カテゴリ:行事報告

おかげさまで、昨日は午後1時半より「教祖生誕二百年奉祝 生神金光大神大祭」をお仕えさせていただきました。
 

 祭典では、祭主が教祖生誕二百年を奉祝する趣旨の祭詞を奏上し、参拝者一人ひとりが教祖様へ「ありがとうございます」と「おめでとうございます」の心を込めて、バラの花をお供えしました。

 祭詞については、こちらで聞くことができます(この投稿の最後に全文掲載)。
http://www.voiceblog.jp/shiawasehiroba/

 吉備舞
 祭典後には、吉備舞が奉納され(上の写真がその様子)、こころの宮/金光教乙島教会に参拝を始めて10年になる方からの、体験発表がありました。

 続いて、教会長からその発表を受けての感話があり、乙島教会出身で現在大阪府堺市の金岡教会長を勤めている岩本世輝雄先生が着任して50年の御礼として、花束の贈呈が行われました。
 
花束贈呈
 写真は、天王寺教会長(親教会)と金岡教会長に、世輝雄先生の孫から花束を贈呈している様子です。

 その後、8月の東北復幸支援活動に参加した小学6年生の作文の紹介があり、最後に
全員で「ハッピー・バースデー」「カントリー・ロード」「真心の道を迷わず失わず」の3曲をワンハート・ブラスの伴奏で歌いました。

 ありがたいことに、片づけを短時間で済ませることができ、その時間まで残ってくださった方々と一緒に、夕方には金光教本部にお礼参拝をさせていただきました。
 おひけ大祭後
 写真は、教主金光さま(金光平輝さま)がご用を終えられてお退けになられるところを、みんなでお見送りをさせていただき、心中で御礼を申し上げている様子です。

 万事にお繰り合わせを頂いて、麗しく盛儀にお仕えさせていただくことができました。ありがとうございます。

 ここから一層、教祖様から今に繋がるご信心を、日々の生活の中で頂いて、お互いに感謝し合い、祈り合い、助け合う生き方が、広がっていくお役に立たせていただきたいと願っております。

 最後に、この度の祭詞の内容を掲載いたしますので、ご関心がおありの方はご覧くださいませ。

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。 


 
 
 
 
 以下、祭詞全文(教祖生誕二百年奉祝 生神金光大神大祭)
 ※句読点はつけず、祭主が息継ぎをする箇所をスペースで空けています。

生神金光大神様 天地金乃神様の御広前にて こうして教祖生誕二百年奉祝 生神金光大神大祭をお仕えさせていただきますこと 謹んで御礼申し上げます

おかげさまで私ども 教祖様からはじまる生神金光大神御取次の道にご神縁を頂き ここまで命を頂き それぞれの生活で課題を頂くなか 日々教会と御本部へのお礼参拝に取り組み お世話になるすべてにお礼を申す稽古を重ね 本日を迎えさせていただいておりますことは 真にありがたくもったいないことでございます。

ご生誕二百年の今月今日 教祖生神金光大神様 あなた様は どのようなご心境でいらっしゃいますでしょうか 私たちなりに思いを寄せますと この世に生を受けられ お父様お母様が 貧しくともたくさんのご兄弟とともに大切に育ててくださったこと お体が弱くても お父様が背中におんぶして神参りをしてくださったこと 物心がつく頃 お母様が思い出を語ってくださったこと 養子入りしてからも ずっと心配して見守り続けてくださったこと 川手家においては あなたが嫌いな麦飯ではなく お米を食べさせてくださったこと 神仏へのお参りを許していただいたことなど さまざまなご恩を感じられ 御礼をなさっていることと存じます

さらには 家の為に農業に精を出され 日柄や方角を守り実直に進められたにも関わらず 三人の子どもを含めて七つの墓を築く不幸が続き 四十二歳には 「のどけ」の病で九死一生に至り ひたすら神仏におすがりして ついに親神様の広く大きく尊い働きを感じられ 心の底から御礼とお詫びをして全快のおかげを蒙り やがて神様のお頼みを受けられ 農業をやめ 難儀な氏子を助ける御取次に生涯をかけられたこと 多くの人々が助かり おかげを頂かれる姿を共に喜ばれたこと ご家族のこと このお道のこと 不安や心配も先の楽しみとなされ お隠れになられては「来てくれと言う所へ行ってやる」とのお約束のとおりに お道が世界に広がっておりますこと 有難い思いを噛み締めていらっしゃるように感じさせていただきます

一方で 今の世の中には 神様のありがたいことを未だに知らず 苦しい思い 辛い思いをされている方 傷つけ合い殺し合って 悲しい思いをしている人も多く 私たちも常にその危うさを抱えております

どうぞこの上とも 教祖様はじめ歴代金光様のご恩を忘れず「日天四の照らす下 万国まで残りなく金光大神でき おかげ知らせいたしてやる」「人民のため 大願の氏子助けるため 身代わりに神がさする」との御神願を体して 日本中 世界中の人々がご神縁を頂かれて 助かり立ち行くご用にお使いいただき 共々に日優り月優り年優り代優りに 子孫繁盛家繁盛のおかげを頂くことができますよう 謹んで御願い申し上げます

平成26年10月19日 (起草:取次者 岩本信治)
 


2014年10月13日

みんなで大掃除

カテゴリ:行事報告

来る10月19日、当こころの宮/金光教乙島教会では、
「教祖生誕200年奉祝 生神金光大神大祭」をお仕えさせていただきます。

 
 昨日は、祭典に向けて教会の窓ふき作業などを中心に、みんなで大掃除をさせていただきました。

 掲示板 ご大祭H26秋

 写真は、昨日から掲示している祭典のポスターです。参拝されている20代の方が、イラストを描いてくださいました。

 共々に、教祖様のご生誕200年をお祝いし、ここまで私たちがおかげを頂き続けていることの御礼を申し上げる祭典にさせていただきたいと願っております。

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。
 
 

2014年10月02日

月末感謝祭の報告と祭詞(音声ブログ)

カテゴリ:行事報告

おかげさまで、一昨日は9月末感謝祭をお仕えできました。
 

 神さまに奏上した祭詞は、こちらで聞くことができます。(朝ご祈念時)    
 http://www.voiceblog.jp/shiawasehiroba/

 その後、信徒の体験発表がありましました。(後日掲載予定)
こちらは、祭典時にお配りした、9月中のニュースです。 
9月のニュース

 月例祭、秋季霊祭の様子、広島土砂災害ボランティアの様子、また、去る9月27日のチャリティーコンサート、28日の教祖生誕200年奉祝行事にて演奏奉仕をさせていただいた
ワンハートブラスの様子などが掲載されています。

 9月中、残暑のなか、朝晩冷え込みがあり、疲れの出やすいところを通らせていただき、 共々に万事におかげを頂き、まことにありがたいことです。
 

 毎日命を頂いて、生活を送ることができましたこと、お仕事や勉強、さまざまな行事など成就しましたこと、神さま、霊さま、ありがとうございます。
 

 東北の復幸、広島市をはじめ各地の復旧復興と亡くなられた霊さまの立ち行きを願い、
10月も日々の生活をありがたく、元気に、ご用にお使いいただき、実り豊かな秋を歩ませていただきたいと願っております。
 

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。


 

        
 

2014年09月23日

秋季霊祭(音声ブログあり)

カテゴリ:行事報告音声ブログ

おかげさまで、一昨日(21日)秋季霊祭をお仕えさせていただきました。

 祭典で神さまと霊神(みたまのかみ)さまに奏上した祭詞は、
こちらで聞くことができます。http://www.voiceblog.jp/shiawasehiroba/

 また、祭主あいさつでは、副教会長より、

「きょうは、長年ご信心をされ、3年前にお亡くなりになった方のお孫さんがおばあちゃんと一緒に参拝されている。祭典中、当時その方が熱心に参拝されていたことが思い出されたのと、こうしてお孫さんが元気に玉串をお供えして、参拝している姿をどういう思いでご覧になっているか、想像するとこみ上げてくるものがある。

 あらためて、この半年間、暑い日や台風・豪雨の日も通らせて頂いて今、みなさまが元気で参拝されていることは、何よりもありがたいことと感じる。直ぐ近くでは土砂災害で多くの方々が犠牲となられた。

 この間、姿や形は見えないが、私たちに縁ある人々、親さまや祖父・祖母、ご先祖さまが霊神さまとして働き続けてくださっている。

 私自身も、毎日の生活で初代の霊神さまを感じている。何事も初代・祖父の霊神さまにお伺いしながら物事を進めている。そのうちに、初代がしたくてもできないことを、今私がさせていただいているのだ、と思えてきた。

 そして、日々のご用のなかで、参拝される方々の家の霊神さまにお礼を申し、これまでお世話になった方々のご先祖さまにお礼を申したり、お詫びを申したり、また、ご縁が無くとも災害等で亡くなられた方々の御霊(みたま)さまの安心と立ち行きを祈願していると、なぜか不思議と目の前の物事がスムーズに進むことが多く感じる。

 さらには、いろいろとご都合をお繰り合わせいただける。
霊神さまが働いてくださっているのだと実感する。

 ぜひ、みなさまもご一緒に、日々の参拝をとおして、神さまと併せて霊神さまにも心を向け、日に日にお礼を申し、お詫びを申し、何事もお伺い申し上げ、また亡くなられた御霊さまの安心・立ち行きを祈願させていただく生活を進めてまいりたい」

とのお話がありました。

彼岸花お供え
 写真は、教会の庭に咲く彼岸花を御霊前にお供えさせていただいた様子です。

 いろいろと感慨深いものがあり、祭主あいさつの時には不覚にも涙を流してしまいました。お恥ずかしい限りですが、それだけ私にとっても嬉しく、ありがたく、もったいない思いの祭典をお仕えさせていただくことができました。

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。 

2014年09月14日

生神金光大神様 月例祭(音声ブログあり)

カテゴリ:心磨き改心行事報告音声ブログ

おかげさまで、昨日は生神金光大神様の月例祭をお仕えできました。

 神さまに奏上した祭詞(素読)は、こちらで聞くことができます。
 http://www.voiceblog.jp/shiawasehiroba/

 
 
 教会長より以下のような教話がありました。

 最近、あることで問い合わせをして正そう、と思うことがあったが、途中で留まることができた。たとえ自分の考えが正しいとしても、先方にお任せをした経緯があり、小さいことにとらわれている自分に気付いて反省した。

 そして、教祖様と信者さんとのあるやり取りを思い出したので紹介したい。
月例祭

 【近藤藤守師の伝え・教祖ご理解】
 
ある時、絹川といううどん屋を伴って、多くの信者のお供え物をことづかって参った。その時、これだけことづかりましたと申して書付と共に出したら、
「私は字を知らないから読み損なうので、それはそちらで読んでくれ。私は書くから」
と金光様が言われたので、大阪東区○○町、と読みだしたところ、
「いやいや、大阪何の年でよい」
と仰せられた。

 そこで絹川が「金光様、大阪は広うございます。四区二郡に分かれておりますから」と申したら、
 金光様が、「ははは、大阪は広いなあ。しかし、けし粒よりは少し小さかろう」
と仰せられた。


 このように、教祖様は常に神さまの視点・視野に立って物事をご覧になっていたことが伺える。

 数年前、金光教教学研究所の先輩で亡くなられた金光和道先生に、
「教祖様は、どういう御方だったのでしょうか?」とお尋ねしたら、
「そうじゃなあ。何事も天地からご覧になっておったんじゃろうなあ。」
と教えて下さった。

 先日、私が問題視したことは、自分の目線で見ると問題であったが、神さまの視点、天地から見直していくと、とても小さなことに思えて、パッと切り替えができた。

 これは、信心させていただく者としてとても大事なこと。共々に、今頂いている課題について、とらわれ過ぎず、いったん天地から見ていくことを進めてまいりたい。 

以上

 きょうもお越しいただきありがとうございました。
岡山・倉敷で悩み相談、願い事祈願は「こころの宮」まで。